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「ER」、「小さな巨人」

少し前から、地上波のテレ東で懐かしの「ER」が再放送されていて
録画してちょこちょこ観て消してを繰り返しているんですけど
やっぱり、年月が経っても、面白くて、つい観てしまう。
今はシーズン5に突入しているけれど改めてシーズン1から続けて観てみると
ほっんと懐かしい。シーズン1ってまだ描き方がスピーディじゃなくて
生と死に丁寧に時間を割いている感じだけれど
それでも初めて観た時は、なんて目まぐるいカメラワークで
なんともカッコイイドラマなのだろうと感じたのだから
人の目も慣れてきてしまうものだなと、そういう意味でも懐かしい。
思えば、ちゃんと全話観たのってシーズン3ぐらいまでで
(久々に観直した、シーズン3の15話のユアンは初々しい!)
その後はテレビを観る環境が変化し続けたのもあり
シーズン4からは観ている話と観ていない話もあったのだなと
観直してみて気がついたので連続で地上波放送してくれるのは
個人的には本当にありがたい。放送スケジュールはコチラ

「ER」の面白さはスピードやカメラワークというのもあるけれど
それ以前に人の描き方がウマイ。
それぞれの違う立場の観点から描いているので
登場人物が多くてもごちゃごちゃにならずに色々考えさせてくれる。
軽快でありながら深みあり、シビアでありながら人間味もあり
ひとつひとつの話が個性的で印象に残ります。
昔は腕は良いけど口下手で誤解されちゃう系の
ベントン先生が好きだったのだけれど今観直してみたら
ミーハーかもですがなんだかんだとダグ、素敵だなあ(笑)
小児科医で子供のために熱くなるキャラと言うのもたまりません。
もちろんグリーン先生も相変わらずいいし、カーター先生も好き。
キャロルやエリザベスもいいし、モーゲンスターン部長も懐かしかったし
ジェニーもよくてアンスポー部長の息子スコットくんとのやりとりには
思わず落涙してしまった。それからロマノは今のところ相変わらずイヤなやつ(笑)
でも、実は意外にも情もある人なので今後も楽しみ。
シーズン6になったらお気に入りだったルカも登場するし
出来れば最後のシーズン15までこのまま放送してほしい。

それともうひとつ毎週録画して観ているのが「小さな巨人
前半の芝署篇から後半の豊洲署篇になり
後半初っ端から○友学園と○計学園と政府をからめたような
時事ネタをブっ込んできて、なかなか攻めている感じなのだけれど
正直、一番面白かったのは芝署篇の初回というか・・(苦笑)
その後、毎回、いまひとつ不完全燃焼で俳優たちの演技は
ワザとやっているんだと思うけど増し増しであまりにも暑苦しいし(笑)
香川さんにいたっては歌舞伎の大見得かと思うくらいの大芝居だけど(笑)
なぜかねぇ、やはり一度観てしまったというのもあり行く末が気になるし
次こそは面白くなっているかもしれないと、つい観ちゃうんですよねぇ。
あと、主役の長谷川さんというのはなんだか不思議な俳優さんというか
なんとなくアタシ、記憶にあるのは蜷川さんの演出の新作情報に
長谷川さんの名前がよく載っていたので蜷川さんが気に入っていた
俳優さんなんだろうなっていうぐらいしか認識なかったのだけれど
たまに彼を映像で観ると、地味なんだけど印象にすごく残るというか
ちょっと変わった演技するというか、なんだろうウマく言葉にできない。
「夏目漱石の妻」の時の夏目漱石役も個性的で面白かったです。
そんなこんなで「小さな巨人」果たして、小さな巨人は誰なのでせうか。
軌道修正して、なんとか初回の面白みを復活させてほしい。
このドラマの決まり文句「敵は味方のフリをする」
これは普段の生活でもそうかもしれないですよね。
信頼していた人が陰で足をひっぱっていたとかよくありますからねぇ。
こわいね、生物の中で人間が一番コワイよ。

カテゴリー:ドラマ感想雑記

Author.ガオ
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★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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