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シマウマ

何かあると必ず関係者の対処に問題はなかったという言葉が飛び交う。
でも、問題があったから命が失われたのではないか。
誰かを責めたいわけじゃないし、たらればを言ってもしかたがないけれど、
やはり、あまりにも、かわいそうだった・・という言葉を発したくなるのです。
そもそもシマウマは本来野生の生きものなのに農場や動物園にいることが
人間の傲慢さや命を展示や売りものにする身勝手さで異常なことなのに
その上、今までの環境が変わることへの不安でパニックになったのでしょう。
怖くて怖くて逃げ回り、追い詰められて死んでしまった。
素人が何を言っても仕方がないと言う人もいるけれど
だってさ、誰が考えてもゴルフ場に逃げてくれたんだから
むしろ、街中で逃げ回らないだけでもラッキーじゃないの。
あんな風に追い詰めないでゴルフ場を使う人たちには何日か我慢してもらって、
もう少し、時間をかけて優しくゆっくり落ち着かせて
連れて帰ることは出来なかったのかと何度も何度も思ってしまうのです。
警察官とか、無理でしょ、専門じゃないんだもん。
なんだか場当たり的に始動したという感じにしか観えなかった。
時間をかけてご飯をあげてみるとか網を安全な場所ではっておいて
シマウマの専門の人を呼んでとか、もっと、もっと対処の仕方があったと思う。
かわいそうに。逃げて逃げて、走って走って、溺れて死んでしまった。
どこで生まれたコなんだろう。何を思っていたのだろう。

『マラソン』という映画にあったシマウマの一節。

アフリカのセレンゲティ草原には
数万頭の草食動物が
群れを作って暮らしています
動物は毎年つがい相手を見つけ
子供を産みます
向こうに生まれたばかりの子供と
母親のシマウマが見えますね
これから子供に
野生で生きていく方法を教えるのです
野生で生き残るのは簡単なことではありません
子供たちの周りには
たくさんの危険が待ち構えているからです
でも、セレンゲティ草原は
地球上に残された数少ない野生動物の天国です
その中で動物の母親は子供に
自由に草を食べさせ走らせることができます
遠い昔は地球全体が
野生の草原だったのでしょう



人間はたまたま同じ地球に生きているだけなのに
どうして他の命を支配したがるのだろう。
馬も犬も猫も他の動物たちも、みんなそれぞれ
好きな場所で生きればいいし好きなだけ生めばいいのに
地球は誰のものでもないし、誰のものでもある。
人間だけのものじゃないでしょ、ここは。
どんな命でも生きたいと思って生まれてくる。
せっかく生まれてきたのに、閉じ込められる命。
最後に思いっきりシマウマらしく走ったのが
こんな形になってしまうなんて。
最後まで怖い思いをさせて逝ってしまった。ごめんね、ごめんね。
人間がいつも酷過ぎるよね。
いつまで命を支配したら気がすむのだろう。
いつまでこんなことやっているのだろう。

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カテゴリー:日々の想いや出来事+空への手紙

Author.ガオ
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 鳥が斜めに飛ぶ姿
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★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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