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雑食

「朝日のような夕日をつれて」の放送の前後に鴻上さんの
インタビューがあったのですが、そこで伝えてくれたことに
めちゃめちゃ同感しながら、自分自身の雑食ぶりを
正当化しようとしているアタシがいたのでした(笑)
いや、でも本当に近年、映画でも芝居でもなんでもそうなのだけれど
ひとつの分野しか観ない人が多すぎるよなと感じています。
それはやはり、興味をもつきっかけがなさすぎるのも
多くの理由の中のひとつのなのかもしれません。
例えば映画なら邦画しか観ないとかシネコンしか行かないとか
板の上なら、これはアタシも他人のこと言えんのですが
チケット代が高いのでどうしてもね、色々難しいというのもあれど
ミュージカルだけに偏るとか、ストレートプレイだけしか観ないとか
あるいは特定の俳優さんのしか観ないとか、その狭い範囲内でのことが重なり
しかもこんな小さな島国でのことなのに、其々が偏っているので
皆が知っているもの多くの人が知っているというものが何もなくなる・・
ということは、芸能芸術の分野全般そのものが死んでいくってことなのですよね。
それと、やはり最近強く感じるのは色んな考えや感想など
自分と違うものに対してとても不寛容でリンチ的な行動に出る感じがあるでしょ。
おまけに自分から発しないというか、例えば、自分の意見は言わずに
先にこっちに聞いてきて同じだと安心して言い返してくるとか
違うとなかったことにしてスルーするとかそんなんばかりで気持ち悪いのよね。
あと、わからないことがイコールつまらないと思う人が多すぎる。
わからなくても、自分には受けつけられないことでも、
面白いということもあるのだというのがなくなっている。
だって、わからない方が自然でしょ、自分と違う人が作っているんだもん。
いや、確かにね実際、ヒドイのも多いけれどね。
お金使って努力して作っているだろうに、どうでもいいものが
出来上がることも多いでしょうから。けど、その時は、
ヒドイって言えばいい。映画ならスクリーンの中のこと
舞台なら本番だけのこと、撮影中の苦労や役作りの苦労話などで
作品を観てはいけないのですよ。誰だって大変な思いをしているのだから
そうじゃなくて、出来上がったもので、楽しませなきゃダメ。
だって、食べもの屋さんだったら美味しいか不味いかだけでしょ。
どんだけ修行したとか、関係ないじゃん。

・・って、あれ?話が全然違う方向へ曲がってしまった感じあれど(笑)
ちょっとハンドル戻して、色々雑食するの楽しいよってことです(笑)
というか好きなものや好きな分野や好きな人が多すぎるよ、アタシ。
で、好きになるとなかなか嫌いになれないので
好きなものがどんどん増えていくので無限大なのですわ。
目移りというのとも違って、それぞれ、そこを眺めて感じて受け入れて
大きくなるのだった。全部栄養で楽しかったりもして。

でも、この10年くらい、あることにアンテナはらなかったことに
ひじょーに後悔しているんです。そのせいで本当に観たかった
そして、どうしても観なければいけなかったものを逃しているんです。
なので、これからはそこを中心に雑食していこうと思いました。
人生は短い。そして人の一生なんて、宇宙からしたら一瞬。
だったら、待っているのではなくて、観に行くのです。
映画だったら、色々あれどなんとか都合つけて映画館へ旅して
お金払って映画と出逢い、舞台だったら劇場へ行かなければ。
贅沢な願いだけれど、色んな人がいて、それぞれの立場を思うと
カチンとくる人もいるかもしれないけれど、そんなことを気にせず
とりあえず、言おう。思ったこと。そしてそこから投げ合えばいいじゃん。
小さな穴から、小さなコダワリから、小さな世界から、ちょこっと出てみたい。
色々食べて味わいたい。苦いものもあることも楽しめるくらい骨太になりたい。
まぁ、すでに肉厚で様々な痛みに不感症気味だけど・・・

って、何が言いたいのか。まとまりのない独り言大会プチ炸裂(苦笑)

カテゴリー:日々の想いや出来事+空への手紙

Author.ガオ
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 ニャンコの寝息 ワンコの笑顔
 鳥が斜めに飛ぶ姿
 カトルカールが焼きあがる香り

★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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