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朝日のような夕日をつれて'91

©朝日のような夕日をつれて'91


CSで第三舞台の「朝日のような夕日をつれて」が
放送されていたので懐かしく観ました。紀伊国屋ホールですよねぇ。
いやぁ、懐かしいっ・・・筧さんわっかいっ!(笑)
勝村さん、わっかいっ!(笑)スーツとかも肩パットすごいぃぃ(爆)
これは80年代の初めに旗揚げ公演された演目で
早稲田大学構内の特設テントから池袋の小劇場に行き、
新宿の紀伊国屋ホール、紀伊国屋サザンシアターへとハコが大きくなりました。
本当に何度も再演されている多くの人たちから好かれている演目で
気がつかなかったのですが昨年も再演されていたらしいんですよ、すごい。
そして、アタシはまさにこの放送してくれた91年版を観に行った記憶ありです。
当時よく一緒に芝居を観に行っていた友だちが筧さんのファンだったので、
ちゃっかりチケットを一緒にとってもらって行きました(笑)
確かに鴻上さんもおっしゃっていたように当時はネットでチケット予約とか
そんなものはなかったと思うので人気の劇団のものは何日も前から
並んでチケットを買っていたかもしれませんね。

ひさしぶりに再会した「朝日のような夕日をつれて」は相変わらず
なんていうか個人的に苦手なコントの連続みたいなノリなので時々ね
イラっとするし(笑)やはり今観るとネタがかなり古いのだけれど
でも、終わると観てよかった・・という思いが残るのです。
それは冒頭と最後にでてくるあの美しい言葉と後半ぐらいに出てくる
一対一で重ねあう死を感じる言葉のやりとりというか
そこが好きなんですね、いつも。人は誰でもひとりぼっちなのだからね。
誰かといればいるほど独りと思うものね、そして独りで立つことが大切なの。
そこに共感できるから、これだけ年月がたっても、この話が好きなのかもしれません。

「ひとりであることを認めあうことは
 たくさんの人と手をつなぐことだから
 たくさんの人と手をつなぐことは
 とても悲しいことだから
 朝日のような夕日をつれて
 冬空の流星のように僕はひとり」





<作・演出>
鴻上尚史

< 出演>
大高洋夫
小須田康人
筧利夫
勝村政信
京晋佑

<装置>
石井強司

<照明>
丸山邦彦

<音響>
松崎俊章

<振付>
川崎悦子

<演出助手>
板垣恭一
中谷真由美

<映像効果>
戸田山雅司
今井主税

<舞台監督>
鈴木慎介

<演出部>
岩田達示
安永由紀子
山岡均

<スタイリスト>
古池慶次郎

<衣裳部>
白井友貴子
村瀬牧子
山田恵子

<特効>
鈴木俊光

<大道具>
俳優座劇場舞台美術部

<小道具>
東宝舞台(株)小道具部

<小道具部>
寺田由子
桑原治男
阿部真理
神田要

<美術>
小松信雄

<美術助手>
采澤聰

<制作>
細川展裕
宍戸紀子
中島隆裕
牧野伸子

<製作・著作>
サードステージ

<あらすじ>
ファミコンという新しい玩具に対抗すべく新製品の開発に頭を悩ませるオモチャ会社「立花トーイ」の面々。次に流行るオモチャとは何なのか。いつしかそこへ「ゴドー」がやってきて、究極のオモチャとは人生のシミュレーションであるという。人生のシミュレーションゲーム。それは、一度終わってもまた新しい人生を歩めるということを意味する。人間の終わりと再生、人類の終末の物語。

カテゴリー:舞台観察記

Author.ガオ
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 鳥が斜めに飛ぶ姿
 カトルカールが焼きあがる香り

★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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