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『ダラス・バイヤーズクラブ』

チラシと半券
★この映画のあらすじ、キャスト、スタッフなど詳細はコチラ

「あと30日の命です」と突然言われたらどうするだろう。
電気工の仕事の後は女とコカインと酒の日々。好きなことはロデオ。
暴れる牛さんを乗りこなし、その後はまた女を買うという
その日、その時、自分だけが楽しければいいじゃん暮らしのロンは
ある日具合が悪くなり倒れてしまう。そして医師から言われる
HIV陽性と30日しか生きられないということを。
ロンは言う、エイズなわけがない、自分はゲイじゃないと。
80年代はエイズという病気は同性愛者の人たちだけがなる病気という
間違った認識があった頃で、しかもロンはゲイの人たちへの
差別意識もあったのでとにかくイラついているだけで病院から
怒りながら帰って来ちゃうんだけれど体の調子は戻らないし、
なんだか変だよなってことで図書館に行ってHIVについて調べてみると
コンドームをしていない性行為でも感染することや
輸血や薬物などもふくめて注射針からも感染する血液感染のことを知り
ようやく自分も感染しているという現実を受け止めます。

レイヨンやイブとの出逢い、メキシコ人の医師との出逢い、
良いと思っていたAZTという薬の毒性を隠して
患者に飲ませ続ける製薬会社と病院、やっかいなFDA・・

最初は利己的だったロンが自分の病と向き合っていくうちに
気がつけば同じ病気で苦しんでいる人たちと生き抜こうとしている。
そして、ゲイの人たちへの偏見があったロンが
未承認の薬を売るためにお客を世話してもらうためだけに
ビジネスとしてコンビを組んだトランスジェンダーのレイヨンのことを
初めはとても毛嫌いしていたくせに気がつけば彼にとって
大切な友人のような存在になっているんですよね。
その過程がとっても人間的だったからジーンとくるのです。

「人生は一度きりだけど、他人の人生も生きてみたい」
そう言って闘い続けたロンは30日と言われた命を7年間生き抜いた。
ダメなところもデタラメなところも何もかもが愛しくなる。
生きることへのがむしゃらな執着の日々。
ウイルスと一緒に生きる覚悟を決めたロンの日々。
その生命力に胸が熱くなりました。

それにしても、ロンを演じたマコノヒーさんスゴすぎる。
それからレイヨンを演じたジャレッド・レトさんが、
もう心優しくて儚くて、おまけに自分を大切にできなくて
そういう弱い感じがとてもリアルで、なんだか、心に残りました。

この映画の・・・

満足度:78%
食べ残し度:未承認だけれど安全性の高い薬を手にいれるために
      ロンは世界中を訪れていて、日本にも来ているのだけれど
      あれは本当にロケしたのかな?それともCGかしら。
      TSUTAYAの看板観た時、おぉーってなりました(笑)
      で、思うに・・80年代ってTSUTAYAなかったよね?(謎)
      ビデオレンタルがあったかなかったかという時代だったような。
      なんかね、ちょっと、そこ、つっこみたいぞよ(笑)

カテゴリー:くいしんぼうシネマ

テーマ:映画館で観た映画
ジャンル:映画

Author.ガオ
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 鳥が斜めに飛ぶ姿
 カトルカールが焼きあがる香り

★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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