0512345678910111213141516171819202122232425262728293007

フィリップ・シーモア・ホフマンさん




フィリップ・シーモア・ホフマンさんが亡くなった。
その言葉を目にした時、自分でもビックリするくらい動揺した。
若いから、才能あるいい俳優だから、亡くなり方が壮絶だったから・・
そういうのには当てはまらないショックさがありました。
悔しくて哀しすぎるその死は、日が経てば経つほど大きくなる感じです。
何をしていても楽しくても他の映画を観ていても、
どことなくフィリップ・シーモア・ホフマンさんを思ってしまう。

映画を心から好きな人だったら、彼を嫌いな人はいないのでは・・・・と
そんな風に勝手に思ってしまうほど、彼の演技はあまりにもリアルで
そして、どこか必ず皆の横にいる。上でもない下でもない遠くでもなく
近すぎるわけでもなく、そっと肩がふれるかふれないくらいの
なんとも絶妙な距離感に存在しているような温度のある演技は
巧いとか、そういうのを軽く超えてしまう自然さがありました。
気がつけば観入ってしまうのです。そして感触があるのです。
スクリーンで見つめただけで、実在しないキャラクターなはずなのに、
観終わった後もダメな友人に逢ったような、憎めない知人に逢ったような、
優しい誰かに逢ったような、怖い人に逢ったような・・・
存在感って、そういうことなのかなっていう存在の感じ。
確かに存在していた。映画を観終わって誰かと彼の演じた役柄について
色々話したくなる、すぐに話したくて仕方がなくなる・・
それがフィリップ・シーモア・ホフマンさんだった。

『ブギーナイツ』で大好きになり、彼が出ている映画は
脇役でも助演でも主役でも、どんな形でも気になりました。
そして、昨年映画館で『ザ・マスター』を観たのが
アタシにとって映画館で観たフィリップさんの最後になってしまいました。
まさか、こんな哀しい時が来るなんて。『ザ・マスター』を観た時
どことなくマーロン・ブランドさんを思わせる風格があり
すごい説得力があるな、相変わらずいい仕事しているな・・って
安心して観ていたのが、ほんとに、昨年の3月。まだ1年経っていない。。
あまりにも名優すぎました。今の時代の数少ない本物の名優でした。

安らかに・・そんなの言えないくらい早すぎて、
あまりにも突然すぎて悔しくて、残念で、無念で、哀しい。。

合掌。。


フィリップ・シーモア・ホフマンが亡くなる
フィリップ・シーモア・ホフマン死去に共演者ら悲しみの声
フィリップ・シーモア・ホフマン、「ドラッグをやめろ」とヒース・レジャーを説得していた
フィリップ・シーモア・ホフマンの死を悼み、セレブもブロードウェイ点灯で追悼
Family, Friends Mourn Philip Seymour Hoffman At Upper East Side Funeral
フィリップ・シーモア・ホフマンの葬儀が、セレブら400人が見守る中でしめやかに執り行われる


★『カポーティ』でオスカーを受賞した時の映像。


★『ブギーナイツ』切ない場面。


★『マグノリア』 Aimee Mann - Wise Up


★『あの頃ペニーレインと』俺たちはクールじゃないという場面。


★初監督作品。『Jack Goes Boating』


★Tribute


★Top 10 Philip Seymour Hoffman Performances



カテゴリー:くいしんぼうシネマ

テーマ:俳優・男優
ジャンル:映画

Author.ガオ
cmaukie home
 【好き】
 映画 演劇 SYCYCD 
 サッカー 音楽 写真 散歩 本
 バニラアイス シュウマイ
 レモンケーキ 春巻 豆大福
 五目焼きそば タマゴサンド
 熱燗 電気ブラン ジンジャエール
 夕陽 冬の海 路地 ガリガリくん
 ニャンコの寝息 ワンコの笑顔
 鳥が斜めに飛ぶ姿
 カトルカールが焼きあがる香り

★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




いつでも里親募集中
東北地方太平洋沖地震の支援に際してご注意ください 1
Google Crisis Response