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『007 スカイフォール』

チラシと半券

実は・・喪中なので、
あんまり年末年始とかの祝い事とかには積極的に
言葉を残したり参加は出来ない立場なのですが
やっぱりお正月は007だよってことで観てきてしまいました。
それくらい大丈夫だと思っています。
だって死は穢れることではないはずだものね。うん。

さて、この映画の公開が今から丁度一ヶ月前でした。
でも!007はお正月に観るんだ!と、
どうでもいいような妙なことにコダワリがあるので(笑)
頑張って、観に行くのを我慢しまくりましたよ(笑)
そんな中、今回はそんなに情報を入れずに
観に行ったのもあり、なかなか楽しめました。
特に冒頭のバイクアクション。あそこだけで1800円払っても
全然惜しくないよっていうものすごいアクションだと思う。
こういうの作るの巧いよね。だって、想像するのは簡単でも
実際に画にするのってすべてが合致していないと。
もう、あそこだけでも、アタシは大満足でありました。
ただ、ちょっとドラマが長すぎるというか、間延びした感があるかも。
個人的には007って、もっと軽薄でいいんですよね、単純な娯楽で。
お決まりのスマートな強さとお決まりのボンドガールと
クスって笑っちゃう玩具みたいなヘンテコな強い装置とかね。
でもシリーズ50周年という節目やMへの花道やら
Qの世代交代なども含め丁寧に作りたかったのかもしれないなと
アレはアレでありなのかな。

それにしても今回のダニエルさまはスーツが似合っていて
アクションの後にちょこっと服装を気にする感じなんか
ショーン・コネリーさんの時代のジェームズ・ボンドっぽい感じを
醸し出していて素敵でしたよね。

で、すべてを観終わって真っ先に思ったのが、
あそこ軍艦島だったよ!ってことです(笑)
なんだか、そこでやたらとテンションあがりました。
あとは字幕がなっちゃんこと戸田奈津子さんだったのも
勝手にウケてしまいました(謎笑)
そうそう、ラストも秘書の名前。思わずニヤリですよね。
そしてなんといっても個人的にテンションがマックスだったのが新しいQです。
もう、彼が出てきた瞬間、アレ?『探偵はBarにいる』の高田?って思いました(笑)
似てませんか?あのお洒落な眼鏡とマイペースな感じ。
Q役、松田龍平さんでもOKな気がしてきました・・って
思っているのはアタシだけでせうか?そうですね、はい(笑)
ということは、はい、ものすごく好みです、ベン・ウィショーさん
・・というより、Qの時のウィショーさんがね(笑)
Mはレイフ・ファインズさんに引き継がれたことですし
ダニエルさまをはじめ、新しい若きQ、Mのレイフさんと
好みの男たちが揃ったのでこれからもシリーズ楽しみですね。

それにしても、ハビエル・バルデムさんというのは
いつ観ても濃いですよね(笑)個人的には濃い演技する人苦手なんです。
どっちかというと引き算の演技をする透明感のある人が好きなので。
だけどバビエルさんはなんだか人間的で魅力ありますよね。
『海を飛ぶ夢』なんかでも、彼だからこそ伝わってくるものがあって
忘れられない映画のひとつです。この映画でも一歩間違えると
安っぽい復讐な感じなのですが、なんか彼が演じると
それはそれで説得力があるから不思議です。
本当にシリーズ50周年23作目にふさわしく豪華な顔ぶれでした。

この映画の・・
満足度:76%
食べ残し度:ちょっとドラマが長すぎて間延びした
おかわり度:Qを連れて帰りたい(笑)

カテゴリー:くいしんぼうシネマ

テーマ:映画館で観た映画
ジャンル:映画

Author.ガオ
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★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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