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『地球で最後のふたり』と浅野忠信さんのトーク

先日の金曜日、『地球で最後のふたり』上映と
浅野忠信さんトークショーがついてる
「横浜・浅野フェスティバル」に行ってきました。
J&Bのロビーには浅野さんシュールな絵も飾ってくれてありました

J&Bは舞台挨拶やトークショーも多いし近所なので助かるのですが、最近は名画座をまったく運用していない感じで寂しいです。二番館系、ミニシアター系って感じでせうか。そろそろ二本立て復活してほしいです


浅野さんのトークショーは映画上映後でしたが、
トークショーの感想を先にメモします。
その後、映画の感想メモにします。


映画の上映後に登場してくれた浅野さんは素敵なスーツ姿でした。
横浜は浅野さんの地元なので友達や知り合いも多いし、
改まるのも変な気分という感じで和やかな感じでトークをスタートしてくれました。
で、司会進行の方とは別に浅野さんのフェスティバルを企画してくれたという
元ニート?で、浅野さんと個人的にも仲の良い女性の方が
中心になって進行してくれたので、司会の方いらなかったんじゃん?と
うっかり思ったのはアタシだけでせうか?(汗)

で、新作の『黄金を抱いて翔べ』で彼方此方で
イベントが開催されることになった時、
真っ先に横浜が喰いついてくれるのかと思ったら
どこも声をかけてくれなくてガッカリしたそうです(笑)
そんな中で開催された横浜・浅野フェスティバルだったそうです。
アタシもこれに気がついたのは10月後半だった気がして。
で、急いでチケット買いにいったら、まだ20番台でホッとしたという感じです。

そして、ネットに公開されている短編動画の話をしてくれました。
それは某海外映画の続編で海外に撮影に行っていた時に、
続編にはあまり出番がなくて、ものすごく待ち時間が長くて
その暇つぶしに撮ったそうなんです。俳優なのでブログとかに
日々のことを書いたところでつまらないし、何か映像を撮って
表現したものをと思って動画をアップしてくれたそうです(動画はコチラ
何より浅野さんが自分で撮って自分で出演していて
それをYouTubeで無料で観られるなんて感動。
そして浅野さんは・・
龍平にも出ろと言っているんです、松田龍平ね
って、言ってくれて、いきなりなんだか、ウレシカッタよ!
いや、だって、今、龍平さんモードなアタシにとっては
あまりにもタイムリーなご発言だったので、個人的にはつかみはOK状態でした(笑)
龍平さんと浅野さんは映画では『御法度』『乱歩地獄』『剣岳 点の記』
他にもCMや雑誌の対談などで一緒のことも多いし、素敵な二人だよー。
ぜひ、実現してほしいな。浅野さん監督出演&龍平さん出演という
豪華すぎる短編YouTube動画とか、めっちゃカッコイイはずだもの。

後は海外映画のロケの食事のこと、新作『黄金を抱いて翔べ』の
爆発の場面はスタントなしで迫力で妻夫木さんの葬式を考えたとか(汗笑)
この映画はチャンミンさんという方の人気が凄くて、
ほとんど彼目当てで観に行く方が多く浅野さんのツイッタにも
彼のことばかりコメントよこすので、困惑気味とか(笑)
浅野さんの役柄は台本読んだ時、かなりぶっとんでいた役なので
これは外国の映画に出てくる黒人系のカッコイイ髪型にしようと思って
知人に頼んだら、なぜか今どき誰もしないようなレトロな角刈りになってしまったとか(笑)
そんなようなことを等身大な感じで聞かせてくれて素敵な時間でした。
とにかく映画を観て下さいということです。映画で食べて行きたいので
バラエティとか出るのは勘弁なので、みたいなこと言ってました。
確かにバラエティに出ている浅野さんとか想像できない(笑)
日本には今、生粋の映画俳優ってものすごく少ないと思うんですよね。
みんな気軽にテレビドラマに出ちゃうし。
今、映画俳優はと聞かれると即座に出てくる名前は
浅野忠信さん、永瀬正敏さん、松田龍平さんの3人くらいだもの。
浅野さんは横浜の星だもん、これからも映画で見つめたい俳優さんのひとりです。
そして、来年も横浜・浅野フェスティバルを
開催してくれると約束してくれました。もちろん、行きますよ!

トークショーが終わってチケットについている整理番号が
抽選で10名に『黄金を抱いて翔べ』の映画鑑賞券、
5名に浅野さんのサイン入りポストカードが当たるというのがあって
なんと、ラッキーなことに映画鑑賞券が当っちゃった!ウレシイ!!
映画鑑賞券当たった♪
近いうちに観に行きます!爆発と角刈りをチェックですね(笑)




『地球で最後のふたり』
cinema.jpg
©Ruang rak noi nid mahasan

★この映画のあらすじ、スタッフ、出演者など作品情報は
コチラ

この映画を観るのは二度目です。
たぶん、浅野さんのトークショーがついてなければ再会しなかった映画です。
観た時期や体調もあるので、感想も変化することもあるかもしれないけど
とりあえずペンエーグ・ラッタナルアーン監督の映画はこれしか観てません。
どうして、その時は観たのかというと撮影カメラマンが
大好きなクリストファー・ドイルさんだったことと主演が浅野さんということ、
この二つだけでもこの映画に出逢いたいと思わせるものがありました。

・・で、この映画に再会してみた感想は・・・

最初に観た時の印象とほとんど変化しませんでした。
以前も記したと思うけどこの映画の雰囲気は嫌いじゃないんです。
静かに沈んでいく感じとか、浅野さん演じるケンジの
潔癖症で神経質で繊細な感じとか、それが包み込まれている
透明感みたいなものとかもいい感じなのだけれども
でも、なんだか、ノレなかったの。なんでだかわかんないけど。
自殺願望の強いケンジが飛び降りようとした場所でおきた
事故がきっかけで出逢うノイという女性との関係も
孤独な二人というのがアタシの心に触れなかったの。
淡々とした映像が続く中での三池監督登場は空気感が唐突すぎるし。
だけど、これが好きな人の気持ちもわかるような気もしている。
たぶん、全然違うタイプの映画だけれど
アタシにとっての『ゼラチンシルバーLOVE』みたいなものかも。
あの映画も賛否まっふたつにわかれる感じで
好きな人はとことん好きだけどダメな人は全然ノレない映画なのだと思う。
そして、アタシは大好きなのだ、あの映画が。
そういう映画がある。
そして、そういう映画が存在することは素敵だと思う。
なぜなら、個人に語りかける映画だからだ。
大勢と握手する映画や、あるいはガツンと自分が
想像できない何かを強烈な強さで殴りつけてくる映画も素敵だけれど、
独り独りに静かに舞い降りて、其々がそっとつまみとり抱きしめるか
いらないよと、風に飛ばしてしまうかの映画も、素敵だと思うから。

この映画の・・・

満足度:36%
食べ残し度:主人公に感情移入が出来たら、きっと大好きな世界観だったろうな。
       でも、色んな意味で疲れたし、負けちゃった。
おかわり度:『殺し屋1』のポスターほしい(謎笑)

カテゴリー:くいしんぼうシネマ

テーマ:映画館で観た映画
ジャンル:映画

Author.ガオ
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 カトルカールが焼きあがる香り

★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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