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『カフェ・ブダペスト』



★作品の主なあらすじとスタッフ、出演者はコチラ

確かに映画は映画館で・・と、思う。
実際ひさびさに映画館に映画を観に行くと
やっぱり映画館で観るといいねってしみじみ思う。
同じ時間、同じ映画を見知らぬ人たちと
共有するあの不思議な魅力は映画館でしか味わえない。
だけど、最近、それがとっても億劫だ。
映画館のもつ威圧的なものに最近負けてしまう。
例えば時々車椅子の方を映画館で見かけたりするけれど
せっかく映画館に映画を観に来ても車椅子だと
ものすごく映画が観にくい場所に固定されてしまう。
だから映画が好きで映画館で映画を観たい人はたくさんいても
他の国に比べて日本の映画料金の尋常じゃない高さはもちろんのこと
誰でも愉しめないというのも大きな壁になっている。
加えて個人的な体験でしかないけれど、何度か知らないおっさんに
隣に座られて暗闇で変なことされた体験があるので
真ん中には座りたくなくて端っこが空いてないと
キリキリした気持ちで観ることになる。そういうおっさんは
あえて女子の日に来るのですよ、レディスデーにわざわざね。

少し前まではそれでも、そこを乗り越えて映画館に行っていたけれど
この暑さのせいもあるけれど、気分が盛り上がらない。
映画館で映画を観たいという気持ちよりもわざわざ高いお金払って
無い時間を調整して密室に入って
イヤな気持ちになるかもしれないという気持ちの方が勝ってしまう。
そんな時は無理に映画館に行かなくてもいいよね・・と思い
ダラダラと家で観たのでした。

って、あまりにも前置き長くしてしまい
自分で自分の感想を忘れていく『カフェ、ブダペスト』(笑)
・・観ました。うん。

この映画は一応、社会主義崩壊直後のブダペストを舞台にしています。
だけれども自由や、今より違う自分や場所、出来事に夢をもち
今自分が生きている此処じゃないどこかへと彷徨うというのは
ある意味人間の性というか、自分の生きる場所を探し求めるというのは
どの時代にも、どこの国にも、誰にでも共感できることなのかもしれません。

自由を夢見て西を目指しながらも
あっけなく逝ってしまうセルゲイのような青年もいる中で
互いに言葉は通じずいつも誤解をしながらも
一緒に生きていくロシアのミュージシャンユーリと
イギリス人の女性マギーのような二人もいる。
とりわけアタシはロシアのミュージャンコンビの
ワジムが吹くサックスの音色が忘れられない。
なんともいえない哀愁と真面目な音色が心に残る。
彼は結局、どうなるのか。そんなことを思いながら映画が終わって行く。

フィクションなのにドキュメントのような不思議な感覚。
煙草の匂いや埃っぽい感じや音が伝わってくる。
感触・・・それを体験できる映画です。


この映画の・・

満腹度:なかなか
食べ残し度:パンくずがちょっぴり。鳩さんにあげよう(笑)
おかわり度:今日はこれでお腹いっぱい

カテゴリー:くいしんぼうシネマ

テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画

Author.ガオ
cmaukie home
 【好き】
 映画 演劇 SYCYCD 
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 バニラアイス シュウマイ
 レモンケーキ 春巻 豆大福
 五目焼きそば タマゴサンド
 熱燗 電気ブラン ジンジャエール
 夕陽 冬の海 路地 ガリガリくん
 ニャンコの寝息 ワンコの笑顔
 鳥が斜めに飛ぶ姿
 カトルカールが焼きあがる香り

★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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