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夏の浅草歩き 其の一 「今半本店」のすき焼き定食。『異人たちとの夏』に想いをのせた時間

今半本店

中庭があります

素敵です

安楽園を思い出します

ちょっとしたところがカッコイイ

こういう雰囲気好き


いつか離れで・・


廊下の向こうに行ってみたい


んにゃ


にゃあ


ふりむき美にゃん


何気ないとこも洒落てる


スキヤキ


久々のスキヤキにテンションあがってお肉ばかり撮ってザク忘れた(笑)


ご飯とお吸い物 割下


スキヤキの音って久しぶり・・

8月の或る暑い日。大好きな浅草へ。
いつか行ってみたかった今半本店。
普段だったら無理だけれど
ランチのすき焼き定食だったら
ちょっと頑張っちゃおうよ・・と
ドキドキしながらお店に入りました。
トイレに行く時、中庭があって可愛い猫たちがいて
木洩れ日の中のんびりしている姿が
このお店の温かさを物語っているようでした。

すき焼きは最初にお店のお姐さまが
お肉とザクをバランスよく
きれいにお鍋の中に並べてくれます。
そのあとは自分たちで好きにいただきます。
というか久しぶりのスキヤキ!だったので
興奮してザク(野菜)を撮り忘れました(笑)

スキヤキのぐつぐつという音を聞きながら
連れが映画『異人たちとの夏』の、あの今半の
スキヤキの場面を話してくれたのでした。
大林宣彦監督の映画です。

「鶴ちゃんが、今半に行こうって言って
 みんなでスキヤキ食べるんだけど
 そこの場面が、すごく良くてさぁ
 あの映画を観てから、
 いつか今半に行きたいと夢にみていたヨ!」

と、嬉しそうにスキヤキを食べながら話す連れ・・
いったい今半に来るまで何年たっているのか(笑)
とうとう夢は叶いました。

片岡鶴太郎さんと秋吉久美子さんと風間杜夫さんの三人が
暑い夏に今半で、最後の時を過ごす場面。
「お父さん、行かないで・・」
風間さんが鶴太郎さんに言う場面は今観ても涙が出てきます。
鶴太郎さんの江戸っこぶりが素敵なんです。
秋吉さんも素敵で、風間さんも爽やかで泣かせます。

実は映画に出てくる今半は本店じゃなくて別館なのですが
でも、本店の雰囲気の方がさりげなくて好きです。
さらっとした中庭があるって詩的だなって思うんです。
昔の人は、余韻を大切にしていたのかもしれません。
風も木洩れ日も眺めるだけのものも、すべてを愛でながら
楽しく美味しく時を過す。そんな食事場所。
また行きたい。特別な日に。ご馳走を食べに。
『異人たちとの夏』の三人のように。

ごちそうさまでした。


行ってきたお店:今半本店
最寄の駅:浅草
食べてきたもの:ランチのすき焼き定食(1890円)

カテゴリー:飲喰雑記

テーマ:こんな店に行ってきました
ジャンル:グルメ

Author.ガオ
cmaukie home
 【好き】
 映画 演劇 SYCYCD 
 サッカー 音楽 写真 散歩 本
 バニラアイス シュウマイ
 レモンケーキ 春巻 豆大福
 五目焼きそば タマゴサンド
 熱燗 電気ブラン ジンジャエール
 夕陽 冬の海 路地 ガリガリくん
 ニャンコの寝息 ワンコの笑顔
 鳥が斜めに飛ぶ姿
 カトルカールが焼きあがる香り

★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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