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モモさんのこと

最近のモモさんとビニーさん

モモさんの乳腺腫瘍の摘出手術から2ヶ月弱が過ぎました。猫の乳腺腫瘍

ネットがあってよかったと思ったことが何度かあります。
それは以前だったら自分で調べるのには限界があったものを
率直に読むことが出来ることです。
特に様々な猫たちの闘病の体験記のようなものは
ネットがなければ出逢うことができませんでした。
そして、乳腺腫瘍と診断された後、先生の話を何度も聞き、
様々な猫の乳腺腫瘍の闘病記をネットで読み悩んだ挙句
摘出手術を決心したのですが、いざ手術の前の日になって
手術そのもののリスクや哀しい結果になった例など
色々なものをネットで読んでしまい弱気になって
思わずツイッターで思いのたけを呟やいていました。
でも、その呟きに思いがけず励ましの言葉を
返してくれた方たちがいました(ありがとう!)そしてその言葉に
勇気をもらい思いきって手術をうけさせることが出来ました。
弱気になったのも、勇気をもらったのもネットというのもなんだか皮肉だけれど(笑)、
でもネットがあって良かったって心から思います。なので、
自分自身も今までの気持ちをまとめる思いでここに記したいと思いました。

始まりは、モモさんとビニーさんが遊んでいた時でした。
ふと、血がぽたぽたおちていたのです。
何だろうと思って、ぺろぺろなめているモモのお腹あたりを観ると
ぷっくり腫れて傷口から血が出ている感じなので
病院に行くと傷そのものは消毒するだけでOKという傷だったけれど
シコリになっていて、腫れているというのが問題でした。
大きなシコリが左胸とその近くに1つと全部で2つありました。
乳腺腫瘍で犬の場合は50%だけれど猫の場合は80%が悪性ということでした。
治療の選択は3つで、まず積極的治療として腫瘍の切除手術です。
もうひとつは抗がん剤などの化学治療。あとは手術も抗がん剤も使わず
アガリクスなどで免疫を高めながら病気と一緒に闘うという選択です。

悩んでしまったのは、モモが高齢だったので
手術そのものにリスクが大きいかもしれないこと。
猫の乳腺腫瘍は手術して切除してから病理検査に出すので
切除手術は完治のためではないこと。
切除しても同じ場所に再発する例が多いこと。
でも、その反面切除しないでそのままにしておくと
シコリに穴があきぐちゃぐちゃになってしまうこと・・。
頻繁に液が出て猫自身が不快な生活を強いられてしまうこと・・。

様々な話を聞き、色々な闘病記をネットで読ませてもらい
モモの場合はかなり大きなシコリだったことも含め
どうしよう・・モモはどうしたいんだろう・・と、
悩んだ時に、もしも自分だったら・・と真剣に考えました。
もし、アタシ自身にシコリがあって
いつか、そのシコリが化膿し液がいつも出てきたら
すごく毎日がキツイなって思ったんです。
それよりも手術ですっきりとってしまうかもしれないって。
病気は完治しないかもしれないけれど、
モモの日々のことを思うといつも液が出てきたら
不快だろうなって思ったんです。幸いモモは元気にしてました。
手術にもきっと耐えることができる・・晴れていた日、
モモのゴロゴロを聞きながら、前向きな気持ちになり、
モモに頑張ってもらって手術をしてもらおうと決心しました。

安全のために、手術前に様々な検査をします。
もしかしたら、その検査結果によっては一旦立ち止って
手術以外の方法を一緒に考えましょうと先生が言ってくれました。
そして幸い肺への転移もなく、他の結果も正常の範囲内ということで
手術をすることにしました。

手術の前の日。
モモはすごく元気で、ご飯もガンガン食べたがって。
でも、手術前夜、夜12時からは絶食なので
(麻酔の時、嘔吐してしまい吐しゃ物が喉につまらないようになど
 さまざまなことがあるので、絶食は絶対です)
欲しがるモモにゴメンネと言いながら撫でていたら
涙が出てきました。アタシのせいだよね・・って。
もっと早期に発見してあげていたら・・・。
そんなことを思いながら、当日、朝一番に嫌がるモモを
病院に連れて行きました。手術前に、同意書のサインがあります。
内容は病院側を保護するだけの内容(当り前なのかもですが)なので
サインをするのが怖かったのだけれど、もう、ここまできたし
覚悟も出来ていたので後はおまかせしようと心に決めてサインしました。

「何かがあれば連絡します。何もなければ無事だったと思ってください
 終わったら説明しますので、逢いにきてあげてください」

その言葉を聞いた瞬間、ギュっと胸が痛くなり
とにかく連絡がないことを祈りました。
そして、午後の診察時間が始まるまで連絡がなかったので
手術は無事に終わったんだと思い、モモに逢いに行きました。
点滴をうけながら安静にしているモモ・・。
小さく呼びかけるとキュっキュっと爪を動かします。
「ごめんね、モモ。頑張ってくれて、ありがとうモモ」
離れがたくて少し長居してしまった後、
先生の説明を聞きます。猫の乳腺はつながっているので
念のため左半分をすべて切除したのですが、
それを病理検査に出してくれるとのことです。
とにかく、無事に終わったことにホっとしてしまったので
説明をしてくれた後に他に質問はありますか?と言われた時、
もう、胸がいっぱいでとにかく、ホっとしたとしか
言葉を返せなかったのでした。なんか、手術そのものが怖かったので
無事に終わったことに有頂天になってしまって
嬉しくてその足で武蔵屋さんに呑みに行ってしまったという・・
・・・すんません・・(汗)
でも、久しぶりのお酒、笑って呑めたことに感謝します。

次の日、面会に行った時、モモは点滴をうけながらも
呼びかけると歩いてきました。なんか嬉しくて
何度も呼んでしまいました。ありがとう、がんばったね
ごめんねって繰り返しながら・・
いろいろあって診察時間ギリギリに行ってしまったけれど
先生たちは温かく見守ってくれていました。
なかなかご飯を食べないけれど、良好なので
もしかしたら明日には連れて帰ってもいいかもということで
思ったよりも早く連れて帰ることができるかもと思い嬉しかった。

そして、その次の日、連れて帰ることが出来ると知り
むかえに行きました。傷口保護のため病院で用意してくれた
服を着ていたモモをみたら、やけに似合っていたので
思わず笑ってしまったアタシ(ごめんねモモさん・笑)
エリザベスカラーの代りです。結構似合ってます(笑)
手術から退院まで3日でした。回復もはやくて嬉しかったし
何より帰宅と同時にいきなりご飯をガンガン食べてくれました。
退院の日、帰宅したらいきなりご飯。食べてくれて嬉しい!

慣れた場所で、すやすや

ビニーと一緒に

手術から13日後くらいに抜糸しました。
その時に、病理検査の結果も出てました。
乳腺癌、重度の悪性とのことでした。
すでにリンパ節の転移巣があるとのことでした。
そして、今後の治療として、根治を目指して
抗がん剤治療をすすめられました。
週に1度、抗がん剤の点滴をして、様子をみて
というのを3週間毎に5回くり返すということです。
ただ人間の抗がん剤治療のイメージがすごく壮絶な印象があったので
無知かもしれないけれど抗がん剤は癌細胞をやっつけると同時に
良い細胞も攻撃してしまうのではないかと心配です・・との
思いを伝えると猫の場合は人間よりも大丈夫な例が多いことと
これはあくまでも個人的な意見だけれど手術後に
抗がん剤をやっているコの方が元気に長生きしている結果が多いです。
ただ、選択は3つあります。抗がん剤治療をすること。
家で出来るアガリスクなどで免疫を高めること。
何もしないでこのまま様子をみること。この3つです。
よく考えてお返事下さいとのことでした。
抗がん剤治療をすると選択した場合早い方がいいですか?の質問には
遅くする理由がないです、、とのことです。
この時は、抗がん剤治療をしてもらおうと半分心に決めていました。
この勢いでもう一度モモに頑張ってもらおうと思ったのです。
手術後に抗がん剤治療をしたコの方が結果が良好というのが
励みになったし、モモならきっと大丈夫だと思ったんです。

・・でも、病院から帰宅して、ビニーとちょんちょん遊び
お気に入りの場所でくつろいでいるモモをみていたら、
アタシは少し、欲張りをしてないか・・と思い始めました。
手術だけでもあんなに頑張ってくれたのに、
また、抗がん剤治療で頑張ってもらおうとしているなんて・・
生きるってなんだろうって、毎日考えました。
モモをみていると、やっぱり瞬間瞬間だとしみじみ感じました。
これは出逢った猫たちみんなに教わったこと。
それをこういうことがあって、深く深く実感したのです。
終わってしまった昨日じゃなくて、訪れてもいない明日ではなく
今日を、その時を、その瞬間を、精一杯生きること。
陽の輝きに目を細め、体をなめ、ビニーと互いをいたわり合い
小さな紙屑で全身全霊で遊び、食べたいものを食べ
眠りたいだけ眠る。生きるために生まれてきた。
息を吸うのではなく、生きるために。日々の長さではなく
その瞬間、瞬間、モモの居たい場所、モモの好きなことを
心から尊敬したい・・そう思った瞬間、
このままモモの日々を尊重して見守りたいって思ったんです。
この選択は間違っているかもしれないし、重度の悪性ということで、
すぐに厳しいことになるかもしれないし、現実的な治療とは
かけ離れた感傷的な決断かもしれないのだけれど
そのことを先生に伝えたら、とても温かい返事をもらえて
その決断も間違っていませんよ、と励ましてもらえました。
もし、アガリスクなどやるようでしたら、言ってくださいとも言ってくれました。

とても幸運だったのは良い先生たちのいる
良い病院に巡り合えたことかもしれません。
たまたま近所だったので連れて行ったのですが
リスクについてもちゃんと正直に丁寧に説明してくれます。
確かに温度差はあるんです。でも、それは立場違えば
どこでも感じる温度差なので、当り前の温度差で
それは互いに歩み寄ってうめることの出来る温度差だと思いました。
そして、様々な治療例をあげてコチラ側にも色々考えさせてくれます。
治療費などもあらかじめ教えてくれます。
ただ待合室が貧民派のガオにはちと居心地悪いのですが・・(謎汗)
先日も待合室で「この猫何の種類ですか?」って無邪気な女の子が
モモのことを聞くので思わず「ざ、雑種です」と
クソ真面目に照れてしまったアタシ(爆)きっと、彼女は
雑種という種類を初めて知ったのでしょう。きょとんとしてました(苦笑)
なんか、そんな感じで患者さんたちが、ちょっと、
ざあます系なので(なんだそりゃ・笑)場違いなアタシたち・・・。
しかし、良い病院なので、恥ずかしさを押し殺します(笑)

そういえば抜糸後、保護服も2日後ぐらいには脱いでもOKとのことで
さっそく脱がせてみたら、ほぼ左半分に毛がないので寒そうで・・(苦笑)
もう一度保護服を着せようと思いつつ、かなりボロボロだったので
ドンキでワンコ用のTシャツが売っていたので、さっそく
買ってきて着てもらったら、めっちゃ不愉快だったらしくて・・(汗)

抜糸の後傷口が寒そうなのでワンコ用のシャツを着せたら怒ってました(汗)

1日で着用却下でした(笑)


1月の初めごろ。まだ毛が生えてません

その後も元気にしています。

いつもビニーと一緒

髭ねのところにちょっと黒いのが。先生に聞いてみたら血マメかホクロだそうです

ちょっとずつ毛がはえてきました

手術後なかった毛も少しずつ生えてきています。

ときどき、モモとビニーを見つめているだけで、
鼻の奥がツーンときて、むしょうに泣けてきて・・・

結露をふかなきゃと思ったらモモとビニーがなんか必死に観ていた(笑)

愛しいね。愛しいよ・・

モモ。大好きだよ。モモとビニー、大好きだよ。いつも一緒だよ

モモ、モモ・・ずっと呼んでいたいよ。

カテゴリー:日々の想いや出来事+空への手紙

テーマ:愛猫との日々
ジャンル:ペット

Author.ガオ
cmaukie home
 【好き】
 映画 演劇 SYCYCD 
 サッカー 音楽 写真 散歩 本
 バニラアイス シュウマイ
 レモンケーキ 春巻 豆大福
 五目焼きそば タマゴサンド
 熱燗 電気ブラン ジンジャエール
 夕陽 冬の海 路地 ガリガリくん
 ニャンコの寝息 ワンコの笑顔
 鳥が斜めに飛ぶ姿
 カトルカールが焼きあがる香り

★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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