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東京バレエ団 「M」

東京文化会館の受付。「M」のポスター
東京文化会館・開演前

東京文化会館・開演後

半券とパンフレットと配役表

振付・美術・衣裳コンセプト:モーリス・ベジャール
音楽:黛敏郎、クロード・ドビュッシー、ヨハン・シュトラウスII世、
    エリック・サティ、リヒャルト・ワーグナー、
    L.ポトラ/D.オリヴィエリ


少年:肥田宏哉
I-イチ:高岸直樹
II-ニ:後藤晴雄
III-サン:木村和夫
IV-シ(死):小林十市
聖セバスチャン:長瀬直義
射手:永田雄大
船乗り:平野玲
女:上野水香
海上の月:渡辺理恵


「禁色」
オレンジ:吉川留衣
ローズ:奈良春夏
ヴァイオレット:田中結子

「鹿鳴館」           
円舞曲: 高村順子、乾友子、佐伯知香
     松下裕次、氷室友、小笠原亮、梅澤紘貴
貴顕淑女:西村真由美、高木綾、松浦真理絵、浦川里紗

ソファのカップル: 川島麻実子、柄本武尊

海:森志織、村上美香、岸本夏未、阪井麻美、
  矢島まい、川島麻実子、寺嶋麻衣、河合眞里、
  許山麻有、加茂雅子、森彩子、小川ふみ、
  ニ階堂由依、大塚怜衣、田島由佳、三浦菜々美、
  宮下加瑞、中居歩美、縫谷美沙、波江野彩、
  石井初美、河谷まりあ、伝田陽美、二瓶加奈子、飯田鈴実、政本絵美

男:高橋竜太、松下裕次、氷室友、小笠原亮、
  宮本祐宜、梅澤紘貴、柄本弾、谷口真幸、安田峻介、
  井上良太、柄本武尊、岡崎隼也、杉山優一、永田雄大、
  中村祐司、野尻龍平、森川茉央、佐藤瑶、竹下虎志、宮崎大樹

ピアニスト:三原淳子

☆勝手な感想
冒頭の海の場面から惹きこまれてしまった。
ひとりひとりが波であり海そのもののダンス
その中を老婆と少年が歩いてくる。
シ(死)にとりつかれていく少年(三島)を軸に
バレエがすすむ。「死」という文字が出来上がるまで。
ベジャール氏の面白さは言葉では言い表せない。
三島由紀夫氏の世界そのものをバレエで表現するなんて。
天上から丸い鏡をぶらさげたり、一枚の白い布を
雲の波のようになびかせていたり、ダンサーたちの息使い
研ぎ澄まされたひとつひとつの動き。
息を殺して気が付けば背中はとうの昔に
椅子の背を忘れてしまったような姿勢で観ていた。

クライマックス、「トリスタンとイゾルデ」から
「愛の死」のピアノの音が激しく力強く響いて
舞台の天上からザザザっとたくさんの桜吹雪が舞いおりてきた瞬間
涙がボロボロこぼれてきてとまらなくなってしまった。

人の心の波間の感情の端っこに触れるような
最後まで詩的で美しくて退廃的なバレエ。
素晴らしいダンサーたちの渾身の踊り。

特にたった2日、2公演の舞台で復帰して
そして、引退するという風のように躍り去った
「シ(死)」を演じ踊りきった小林十市さん。
彼の引退舞台を見つめ、その心のこもったダンスを胸に刻みたい。

ダンスにどうしてこんなにも惹かれるんだろう。
もう二度と観ることが出来ない瞬間がある。
肉体の限界をこえて、それでも跳び、何度も回転して
脚のつま先から細胞のひとつひとつまで
ダンサーの燃えていく魂を目撃していると
何かを受けとった気持ちになる。
生命そのものみたいな確かなものを。

何度目かのカーテンコール。
力いっぱい何度も拍手した。
そして、二度と開かないカーテンの向こう側で
ダンサーたちの歓喜の声が聞こえた。
その心地よい音を聴き幸せな気持ちになった。

それにしても「シ」の小林さんはもちろん、
ほんとにすべてのダンサーたちが素晴らしかった。
特に「ニ」の後藤さんが手足が長くて
流れるような動きで、ザ・ダンサーって感じで心に残った。

あぁ、また観たい。もっと踊れそうだよ、小林さん・・!
いつか、また踊る姿がみれますように・・そう願いをこめて。
お疲れさまでした・・引退のステージで踊り切った
その姿を、忘れません・・。

カテゴリー:舞台観察記

テーマ:バレエ
ジャンル:学問・文化・芸術

Author.ガオ
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 【好き】
 映画 演劇 SYCYCD 
 サッカー 音楽 写真 散歩 本
 バニラアイス シュウマイ
 レモンケーキ 春巻 豆大福
 五目焼きそば タマゴサンド
 熱燗 電気ブラン ジンジャエール
 夕陽 冬の海 路地 ガリガリくん
 ニャンコの寝息 ワンコの笑顔
 鳥が斜めに飛ぶ姿
 カトルカールが焼きあがる香り

★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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