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date :2016年07月

「味奈登庵」 珍味三種盛り、鴨くん、そば屋の鶏唐揚げ、もりそば、そばがきぜんざい、鼓88、旭鳳、千代むすび、豊久仁


カテゴリー:飲喰雑記

一年が過ぎてしまったけれど、武蔵屋さん、ありがとうございました。

6年前の7月の或る日の武蔵屋にて・・


先日、なんとなく武蔵屋のことを思い出して
久しぶりに行きたいと思い、営業している曜日をチェックしようとしたら
すでに1年前に閉店してしまったことを知りました。
1年前と言えば1年前の5月の初めにひさびさに武蔵屋に行っていた。
ということは、そのわずか二ヶ月後にはお店は消えてしまったということになる。
まさかそうとは知らず、また来るつもりでお店を後にした、あの夜。
その後、逢えなかったチャップさんはどうしているのだろうと検索していたら
亡くなっていたことを知ったのだ・・。
そうだよね、そんな感じでアタシはいつも気が付くのが遅すぎる。アホだ。
最近はあの辺は通り道ではなくなってしまったので
お店の前を歩くことがなくなってしまったから閉店の匂いを感じなかった。
確かに、長年営んでくれていたので、行くたびに
もしかしたらこれが最後かもというのはあったかもだけれど
なんとなく、あそこをいつも手伝っていた方たちの中の誰かが
お店を引き継いでくれるのではと勝手に思ってもいたのです。
だって、ニャンコたちがいるもの・・お店がおやすみの日は
どうしているんだろうと心配になりながらも
お店が開店すると元気そうな姿をみせてくれていたので
きっと、ご飯をあげたり、世話をする人が毎日あのお店に
来ているのだと勝手に想像していたから、
閉店というのはないのではとどこかで思いこんでいた。

最後の日はたくさんの常連さんがお別れに来たらしい。
三杯飲み屋を一杯にして出来るだけたくさんの方に呑んでもらったらしい。

野毛・武蔵屋、今月末で閉店へ 流儀守り続けて69年
武蔵屋の一番長い日
野毛・武蔵屋、69年の歴史に幕 最後は「一杯屋」に

女将さんにお酒を注いでもらえたのは二度だったなあ・・
あの時はチャップさんもいた。後はいつも手伝いに来ている学生さんが注いでくれて
みんな上手なんですよね、ギリギリまで注いでくれる。
熱燗、コップ三杯までというのは、ほんとうに丁度いい。
ほんのりホロ酔いになった感じで悪酔いしないでいいお酒でした。
たらチリも美味しかったな・・クロちゃんや他のニャンコたちは
どうしているんだろう・・そこだけが気になりつつ・・

1年も経ってしまったけれど、本当に、お疲れさまでした。
大好きなお店でした。憧れの常連さんにはなれなかったけれど
でも、何度か行って過ごせたこと、しあわせでした。ありがとうございました。

武蔵屋での日々。行った日の全部はメモしてないけれど
最初の何回かと最後になってしまった日の記憶メモ
憧れの「武蔵屋」にて、熱燗二杯セットと三杯セットの日々
「武蔵屋」熱燗三杯セットとコハダ

カテゴリー:飲喰雑記

『恋恋風塵』

半券とチラシ

最近、DVDやブルーレイを買うのをやめてしまった。
案外、買ったところで、買ったことに安心してしまって
ちゃんと観ないことが多い。そのうち、観ることも忘れてしまい
映画そのものも忘れられた存在になっていく。
それはまるで生きたまま棺桶におさまっているようで
大好きだった作品たちが枯れていくようで、なんだか謝りたくなってしまう。
DVDが出た頃は半永久的なものと言われていたような気がするけれど
忘れていると劣化するし、キズがつくとダメになるし、
結局、形あるものは壊れる運命なのだ。
開かなくなった本、観なくなったDVDやブルーレイ。
なぜだかVHSの時にはこまめに観ていたのにね、不思議。
録画にしても、録画したまま観ないことも多くなってしまった。
どれだけ欲しても、どれだけ集めても、どれだけ保存しても
いつかやってくる、それだけが残ってしまう日。
それよりも、ちゃんと映画に出逢いたい。
数じゃない、出逢える時にちゃんと大切に観たい。

とんでもない悲惨なことが続き、毎日ニュースを目にするたびに
胸が締め付けられる中、映画を観に行くことを思う。
映画という存在はお腹いっぱいにしてくれないし
人が生きるために必要がないし、こっちが頼みもしないけれど
作りたい人たちが好き勝手に映画作って値段をつけて、
さぁ、金払って大人しく観てくれというもので。
それなのに、どうしてこんなに観たくなるのだろう。
どうして、しばらく観ていないと脱水状態のようになるのだろう。

先日、何十年も前の映画に再会した。
それはまるで懐かしい友に再会した時のようで
スクリーンを見つめながら、鼻の奥がツーンと涙味になる。
初めて観た時と、同じものなのに、変わらずそのままなのに、
観る方の状態で、映画はどんどん変化していくんだね。
まるで生きているように。

Cinemaの映画館で観た映画に 『恋恋風塵』を 更新しました。

カテゴリー:更新記録

アッバス・キアロスタミ監督

アッバス・キアロスタミ監督まで逝ってしまった・・・
新作も撮影予定があったものの、がん治療中に旅立ってしまった。

子供の頃から見つめてきたもの、そういうものを生んでくれた人たち・・
そんな人たちが、次から次へと去ってしまう
何かが自分の中で終わって行く気がした。
映画は何度も繰り返し再会出来る・・確かにそれは少しの癒しになるけれど、
でも、新しいものはもう観ることが出来ない。
そう思うと同じ場所をぐるぐるまわり続けるみたいで
なんだか悲しい気持ちになってくる。
いっそ、何も残してくれなければよかった。
そうしたら、きれいさっぱり忘れることができるのに。

それなのに、残してくれた映画たちは何度も再会したくなるものばかり。
とりわけ『桜桃の味』がとても好きだった。
映画の中に出てくる夕陽にあれほど泣けてきたことはなかった。
忘れることなど、できない。


イランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督が死去 スコセッシが追悼 : 映画ニュース - 映画.com









さみしくなります・・

合掌。

カテゴリー:日々の想いや出来事+空への手紙

「フライ屋 さかい」の揚げものたち



ピクニックの行き帰りの携帯写真を整理していたら
帰り道に思わず買ってしまった揚げものたちの写真も出てきた。

カテゴリー:飲喰雑記

Author.ガオ
cmaukie home
 【好き】
 映画 演劇 SYCYCD 
 サッカー 音楽 写真 散歩 本
 バニラアイス シュウマイ
 レモンケーキ 春巻 豆大福
 五目焼きそば タマゴサンド
 熱燗 電気ブラン ジンジャエール
 夕陽 冬の海 路地 ガリガリくん
 ニャンコの寝息 ワンコの笑顔
 鳥が斜めに飛ぶ姿
 カトルカールが焼きあがる香り

★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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