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date :2013年06月

劉家良師父



劉家良師父・・

楽しい映画をありがとうございました。
本当に、本当に、ありがとうございました。
さみしくなります。どうか、安らかに・・

合掌。

カテゴリー:日々の想いや出来事+空への手紙

MJ



カテゴリー:Rock and Soul MJ

『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』

パンフレットと半券
★この映画のあらすじ、キャスト、スタッフなどの詳細、公式サイトはコチラ

実は恥ずかしながら原作を知りません。
でも、それがかえって映画との出逢いにはヨカッタ気がしています。
この映画には、すーちゃん、まいちゃん、さわ子さんという
三人の女性が登場してくるのですが、三人とも性格も生活環境も全然違うのだけれど
不思議と彼女たち三人すべてに共感できたという面白さがありました。

彼女たちの心の声が自分も感じたりしたことがあるものばかりで
苦笑いしたり、切なかったり。特にさわ子さんがたまたま再会して
いい雰囲気でつきあっていた彼氏から自分の親にあってほしいと
言われて、そこまでは、あ、結婚って雰囲気なのかなって思って
微笑ましく眺めていたら「妊娠可能証明書が欲しい」って言うんですよ。
もう、その瞬間、映画の中のさわ子さんと一緒に
彼氏にもんのすごい嫌悪感があふれてきて腹が立って悔しくて。
それで、さわ子さんが「アナタは?」って聞くんです。
そうだよね、女性にそれを欲するなら、男性だってもらいに行くべきなのに。
そしたら、ビックリしていて。でも、こういう男の人いるんですよ、マジで。
で、こういう感覚が女性手帳みたいな無神経な発想につながるんだと思う。
しかし、この彼氏役の矢柴さんが巧くて、いるいるって感じなのです。
一見、好青年なんですよ、すごく。出前持ちで照れくさそうに笑って。
たぶん、アタシも、きっと、最初は好きになると思う、なんの疑いもなく。
そして、何が女性を傷つけて、何がいけなかったのか
最後まで気がつかない感じも、こういう人、実は一番多いんじゃないかな。
後は、寝たきりだからって無視している人たちへの違和感とか
あぁいうのも、すごくいつも感じていたことだから、わかるなあ。
それから、まいちゃんが冒頭の方でエレベーターを閉めてしまった後や
上司の人たちや後輩への心の声とか、すーちゃんが道を歩きながら感じる切なさとか
あの感覚、すっごく共感出来てしまって・・こんなにも、別々の主人公たちに
共感してしまった映画も珍しいかもしれません。

まるで小さな小さな捨てられた端切れたちをひとつひとつ優しく拾って
丁寧に縫い合わせて世界にひとつだけの服を作るように
三人の色んな想いを拾い集めて丁寧に見つめていた優しい映画だった。
映画が終わると、なぜか切なくなった。どちらかというと温かく終わっていくし、
決してアンハッピーじゃないのに、でも、どことなくほんのり切ない。
これはなんだろうね。好きです、この映画。

この映画の・・・

満足度:70%
おかわり度:この映画の陰の名わき役はミーちゃんというニャンコ。
      ただフワンと登場してきてゴロゴロ言って
      おばあちゃんと一緒に寝ていたりするだけなのに
      もう、本当に猫らしい猫で可愛かった。
      パンフレットは、700円でちょっと高めなのですが
      すーちゃんが作るズコットやパニーノや、
      洋風弁当のレシピも載っていて思わず買ってしまいました。
      ズコット作ってみたいな。

カテゴリー:くいしんぼうシネマ

テーマ:映画館で観た映画
ジャンル:映画

『天使の分け前』


チラシと半券とウイスキー
★この映画のあらすじ、キャスト、スタッフなどの詳細、公式サイトはコチラ

主人公ロビーは鞘におさまっていない刀のように
むき出しなまま生きているようなところがあって。
でも、彼は決して根っからの悪人というわけではなくて
そうやって生きていくしかないというどうしようもない環境がある。
途中、彼が被害者とその家族と面談する場面があるのだけれど
行くのをとても怖がって、嫌がって。その時に恋人のレオニーに
「被害者の気持ちを考えたことがあるの?行くべきよ、自分のためにも」
と、言われて行くんだけれど、
本当に被害者の青年が気の毒で気の毒で可哀相なんです。
100%同情してしまうし、なんとか救われてほしいって思う。
なのに、加害者のロビーに対して嫌悪感が生まれてこない。
それどころか、なんとか、頑張って立ち直ってほしいって思うんです。
それは、被害者に対しても加害者に対しても
この映画の視線はあくまでも一本の線で伝えてくれるから、
どちらの立場にたってもとても痛々しいし
でも結局は、観客は傍観者でしかないんだと思い知らされる。
しかもこれだけシリアスなのにライトなんですよ、映画が。
まさに本当のウイスキーの飲み方を教わったように
辛くては味がわからないから、お水を飲みやすい濃度に薄めて飲むように。

ロビーと社会奉仕活動の現場のボスである優しいハリーとの出逢い。
ハリーがウイスキー愛好家だったこと。
そして思いがけずロビーがテイスティングの才能があったこと。
それらのリンクが輪になった瞬間、軽やかな笑いが溢れてくる。

“天使の分け前”とはウイスキーなどが樽の中で熟成中に
年に2%ほど蒸発して失われる分のことをいい
熟成すればするほど天使の分け前も増えて行くそうです。
これを減らないようにガッツリ密封してしまうと、
良い香りや味が出ないらしいのです。面白い。
それって人生にもつながるのかな。
どんなことも密封せず閉じ込めず時には逃げること・・
そうやって解放することも大切なのかもしれません。

現実の辛さ、立ち直ろうとしても邪魔される八方塞がりな日々。
そんな中、出逢えた自分自身の生きる道。場合によっては
オチに眉をひそめる人もいるかもだけれどアタシは好き。
だってあれこそが天使の分け前だもの。
笑い飛ばしてもいいんじゃないかな。だって、映画だもん。

この映画の・・

満足度:78%
おかわり度:この映画を観るとウイスキーがやたらと飲みたくなっちゃう(笑)
      で、パンフレットの代わりにウイスキーを買ってきて飲みました。
      映画の真似して、常温の水で薄めてゆっくり飲んでみました。
      そしたら、今まで気がつかなかった香りが。甘いんですね。
      お菓子のような香りがしたんです。これからウイスキーにハマってしまいそう。
      ゆっくり飲む。オン・ザ・ロックではなくて、常温のお水で薄めて飲む。
      これが香りを楽しみ、美味しく飲む秘訣だそうです。
      

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眼差しのひと


























映画の感想はまた後でゆっくり記すとして、
先日5月30日開催された『グランド・マスター』公開前夜の
プレミア試写会の時のことを少しだけ。
自分で応募したものは全滅だったのだけれど
当選した方のご厚意で運よく行って来ることができました(ありがとうです!)
シネコンなので希望の指定席と引き換え出来るのかなと思い
朝から皆でならんだけれど席はランダムでした。
でも、早くにならんだかいがあって、とても近くで
生のトニーさんとカーウァイ監督を眺めることが出来ました。
トニーさんは相変わらず、すっごく優しくて素敵だった。
登場した時、トニーさんに握手やサインを求める方たちに対して
ひとりひとり無視しないで対応していて、そんなトニーさんを
後ろでゆっくり待っているカーウァイ監督とか、
なんかもう、二人とも素敵。というか、カーウァイ監督には
誰もサインや握手を求めないのでちょっぴりヤキモキしました(笑)
そして、舞台にあがるといつもの照れくさそうな笑顔をうかべ
ひとりひとりを眺めるように視線をあわせてくれるトニーさん。
アタシのことも観てくれて(たぶん、うん、きっと・笑)
広東語で「こんにちは」という意味の「ねいほう」と口を動かして
ニコって笑ってくれたのでした。もう、メロメロで溶けました(笑)
その後色んなことを話してくれたのですが、
もう、見つめまくりで何も憶えていません(笑)
というか、アタシは恥ずかしながら、よく知らない方たちの歌とか
そんなのどうでもいいから、もっと他にやり方がなかったのかな。
花束を持ってきてくれた真木よう子さんは好感だったけれど
でも、そういうことよりも、せっかくトニーさんとカーウァイ監督が
来てくれているんだから、もっとちゃんと映画を真摯に盛り上げてほしかった。

映画はまさにカーウァイ節炸裂でした。
アタシは、難しいことはわからないけれど
トニーさん演じるイップ・マンとツィイーさん演じるルオメイの
ある部分から涙が止まらなくなってしまったのでした。
哀感、眼差し、音楽、美しく強いクンフーの心。
クンフー映画でも決して自分の色を失わないカーウァイ監督。
存在の意味。誰でも撮れるものではなく、自分の色で。

それにしてもツィイーさんは美しかった。
そして、トニーさんの深い眼差しには心を揺さぶられてしまう。
彼の眼差しひとつで、永遠のことを伝えてもらったような
そんな気になってしまうのです。そうして、
ボタンを大切に持ちかえるなんて、『花様年華』で履きものを
持ちかえった場面と重なるではないですか。たまらん。
『それから』の音楽もあり、試写会から帰ってから
『花様年華』と『それから』が恋しくなりました。



「横か、縦か」カッコイイ。
すでに試写会いれて、二度観ちゃってます。
もちろん、また観に行くでしょう。

カテゴリー:くいしんぼうシネマ

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ジャンル:映画

Author.ガオ
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 鳥が斜めに飛ぶ姿
 カトルカールが焼きあがる香り

★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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