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date :2012年12月

アメリカン・ダンスアイドルS7を勝手に振り返る

今年はsytycd S7の放送が日本でもやっとあった年でしたが
ウチの放送環境では放送を観ることが出来ず、
でもそれでも観たくて言葉がわからない状態で観たというのもあり
自分にとってはS7って特別だった気がしてたりしてます。
そしてS7はオールスター制を導入して
挑戦者が少ないというのもあったかもですが
夢中になったロバートはもちろん、他のダンサーたちも全員大好きだった。
こんなにも皆のことを好きになったシーズンもなかったかもしれません。
オールスターと踊るというのはどんな気分だったんだろう。
だってオールスターたちはボトムにおちて脱落することもないでしょ。
だから気分的には温度差があったと思うんです。
このルーティンで最後かもしれないと踊る挑戦者とではね。
でも、だからこそ、すごかったと思うんですよね。
オールスター制導入という一番最初のシーズンだったので
色々大変だったと思うけれども挑戦者たちには拍手したい思いでいっぱいです。

そんなS7で個人的にとても気に入っている
大好きなルーティンを3つだけに絞ってみました。
全部好きなので、あえて3つにしちゃったのでした。

まずひとつは、大好きなルーティンというより
すでにひとつの芸術作品としてスゴイ!と思うのが
ステイシー振付でビリーとアデーのコンテンポラリー「Mad World」です。
ビリーは、ダンサーとして必要なものがすべて揃っていて
観ている人を彼の世界に連れて行ってくれる特別なダンサー。
だけど雰囲気が妖精とか天使のような感じなので
振付師たちがちょっと子供っぽいものを振付てしまうので
課題のルーティンとかではすごく損していたと思うんです。
でも巧いから全部それなりに踊りこなしてしまうので
巧いだけにコレというものがなかった気がしてたのだけど
この「Mad World」を観た時はものすごく感動しました。
これ、ビリーじゃなければ出せない世界観です。
他のダンサーが踊るの想像できないし、無理だと思う。
彼は、時々、ドキっとする表情をするんですよ。
なんか、此処じゃない何処かを観ているような・・
うまく言えないんだけど、すっと消えてしまいそうな・・
つかもうとすると、さっと隠れてしまうような
そういう繊細さというか、なんともいえない切なさがあって
アダムがうっかり泣いちゃうのもそのせいなのではと思ったり。
永遠に踊っていそうな音の無い軽やかさと透明感と
とんでもない技術とがあわさって見惚れてしまいます。
ビリーが浮浪者で、アデーがビジネスマンなのかな。
ステイシーがビリーというダンサーの魅力をわかってくれていて
最大限に生かしてくれた名作だ思うし彼の表現力に脱帽してしまう。
もちろん、オールスターのアデーも素晴らしいです。

★ビリー&アデー
 課題:コンテンポラリー
 振付:ステイシー
 音楽:「Mad World」Michael Andrews ft.Gary Jules
ダンスは→「BILLY & ADE - MAD WORLD」

もうひとつはロバートとキャスリンのブロードウェイ「cool」です。
もうね、ロバートが挑戦したルーティンは全部大好きなんですよ。
彼は何でも踊ったし、なんていうのかな
ステージに登場した時のカリスマ性とでもいうのか
ロバートが出てきて踊り出しただけで熱いものがドカンと
ぶっとんでくるような観客と手をつなぐようなダンスをするんです。
アタシたち観客を置いてきぼりにしないで
音楽ともいつも同化しているようで彼自身が音符みたい。
だから楽しかった。踊る姿を観ているだけで幸せだったから
そんな彼が大事故にあいダンス生命も危ぶまれたと知った時
頭が真っ白になりました。でも、その後もツイートや
インスタを追いかけていると確実に回復していると思うのです。
今日は雪の上に寝転んでいる写真をアップしてくれていました。
あの写真が最近のものなのかわからないけれど、
でも浜辺で立っている写真などもアップしてくれていたので
再び踊れる日がきっとくる、そう願っているし、そんな想いでいっぱいです。
で、もちろんロバート自身が彼にとって特別なダンスだったと言っている
トラビス振付のアリソンとの「Fix You」なども名作なのですが
あえて「cool」にしちゃいたいのは、もう単純にアタシの好みというか。
こういうダンスが大好きなんです。で、こういうのロバート巧い。
彼がすでにラスタさんとこで踊っていたというのもあるかもですが
こういうブロードウェイ的なステージダンスが巧いんですよね。華もあるし。
だから観ていて一番楽しかった。音楽ともピッタリ。
キャスリンにやられっぱなしの男という設定も最高でした。

★ロバート&キャスリン
 課題:ブロードウェイ
 振付:スペンサー
 音楽:「Cool」 from West Side Story
ダンスは→「ROBERT & KATHRYN - COOL」

そして最後はアレックスとアリソンのコンテンポラリー
ソーニャ振付の「Hallelujah」です。
これはS7のことを検索していて一番初めに好きになったルーティンでした。
最初はアレックスというダンサーに興味があって調べていて
で、アレックスはトゥイッチとのヒップホップもいいんですけど
やっぱり、これ、好きです。アリソンというダンサーは
心で踊る感じがあるんですよね、ハートが伝わってくるというか。
だから彼女と踊る挑戦者は、そのレベルに達しないと存在が
消えてしまうけれど、そういう意味ではアレックスやロバートは
アリソンときっちり踊れる数少ないダンサーなのではと思うんです。
アレックスって技術が超絶で巧いんだけど彼の人柄なのか
ものすごく親しみを感じる好青年って感じで
あんなに巧いのに踊り終わった後、ホッとして泣いてしまうんですよ。
だから皆に好かれていた。彼のようなダンサーは珍しいと思う。
このダンスは、とにかく美しいです。そしてどこか哀しいです。
トッポイ感じの振付をするソーニャも大好きだけどこういうのも素敵。

★アレックス&アリソン
 課題:コンテンポラリー
 振付:ソーニャ
 音楽:「Hallelujah」Jeff Buckley
ダンスはコチラ→「ALEX WONG & ALLISON - HALLELUJAH 」

すでに現地ではS8もS9も終わっていてS10突入でしょうか?
噂ではS10はオールスターだけでやる可能性もありみたいですよ。
それも楽しいかもですね。10シーズン目という節目だし。
いつか滅びてしまう肉体を酷使して芸術にした時
たった一瞬のその時に感動するこのダンスという存在に
焦がれ惹かれてしまいます。同じダンスは二度とない。
同じ振付でも、同じダンサーでも、同じものはない。
その儚さに、その時にしか味わえない消えて行くものに
これからも感動しちゃうのでしょう。
すべてのダンサーたちを尊敬します。ありがとう。

カテゴリー:SYTYCD雑記

テーマ:ダンス
ジャンル:学問・文化・芸術

心に残った映画たち彼是 2012年

記憶力悪いのに憶えている映画というのは
記憶力悪いだけに記憶に残っているわけで・・って・・
というか、実は映画を観に行っても全部は感想をメモっていない。
だって今年の夏、暑かったから・・映画そのものは面白くても
それを記すタイミングとか勢いがなくてスルーしてるの何本かあるの。
でも、そんな中、観た勢いでメモることが出来た映画たちの中から
色んな形で心に残っている映画たちを彼是とダラダラと。

記憶に残った映画たち
ル・アーヴルの靴みがき
ありえないハッピーエンドで逆説的に今の世を嘆いている
カウリスマキ節にガツンとやられてしまいました。

ポエトリー アグネスの詩
エンドロールで号泣してしまった。
誰もが忘れていること。一番忘れてしまっていることを
ものすごい洞察力で見つめています。哀しさが溢れてきます。

少年と自転車
人間の心の弱さを目をそむけることなく描いてくれていてスゴイと思った。
家族とは血のつながりではない。約束して待っている人がいる。それが家族だね。

I'M FLASH!
まさに映画っていう映画。考えるより感じろって感じ。
音楽、視覚、音が弾けるように鳴って一瞬光る儚い命。
殺し屋の新野が最後に言うサラエボのことわざ。
「死者に触れることを愛するな、それは悲惨なり」
これがすべてなんだと思う。デジタル化が進む中、
35ミリフィルムで撮影されています。沖縄の海が美しかった。

ルルドの泉で
なんだかとにかくアイロニーがてんこ盛りで凄かったよ。
地味な映画だけど、めっちゃくちゃ面白かった。

KOTOKO
愛ですね。この映画そのものが。塚本監督って優しいね。
生きるって痛いけど、絶望の中にも救いがあるから。
そんなことをやんわりと優しく伝えてくれた映画でした。

ピナ・バウシュ夢の教室
別々の人生を生きる子たちが同じ目的のために集まって
成し遂げようとするその姿にシンプルに感動しました。
ただ歩くだけでも本当に難しいんですよね。
深いんです。でも、そこに辿りつけた時、その瞬間ダンスになるよね。

ミッドナイト・イン・パリ
可愛くて愛がつまっている映画。アナタはアナタでしかないってこと。
そう、今の自分の人生は現実は、今この時なのだから
今を愉しみ、味わい、今を生きなさい、というのを可愛く伝えてくれて
こういう映画大好き。いいね。いいな。


美味しそうなご飯が登場した映画
『イラン式料理本』
映画はちょっとシビアなところもあるし
男どもに腹が立ってしかたがない映画でしたが
お料理はどれもこれもすごく美味しそうでヨダレもんですよ。
特にあの腹がすわっているおっかさんが作っていらした
クフテというでっかい肉だんご。いつか必ずきっと食いたい。
食わせて。それにしても、どうして、あんなに大きくするのか(笑)
もうちょっと小さくでもいいじゃん。

『I'M FLASH!』
沖縄のソウルフードがちょこちょこ出てきて
思いのほかご飯映画であるのですよん。
海ぶどうとヤギ汁、ゴーヤチャンプルー定食、
タコライス・・美味しそうだったなあ。

『アクシデント 意外』
正確に言うと料理が美味しそうというより
パンを美味しそうに食べていた雪ちゃんこと
ラム・シュー(林雪)さんがパンの水準をあげてくれました(笑)
映画を観た後パンがむしょーに食べたくなったもん(笑)

心に残った演者たち
ミシェル・ヨーさん(『The Lady アウンサンスーチー』)
ユン・ジョンヒさん(『ポエトリー アグネスの詩』)
名前はわからないのですがパク刑事役の男優さん(『ポエトリー アグネスの歌』)
ニエル・アレストリュプさん(『預言者』)

『アウンサンスーチー』のミシェル姐さんは
途中から本物のスーチーさんが出ているんじゃない?って
思うくらいの迫真の演技で気がつくと彼女と一緒に
涙、涙でした。スクリーンを越えてガッツリ届きました。

『ポエトリー』のユン・ジョンヒさんは浮世離れした
不思議な存在感がある老婦人だったんです。
で、それが主人公にものすごくハマっていて
この映画の軸になった気がします。
彼女のためにあった役かもって思うくらいハマってました。

同じく『ポエトリー』でパク刑事役の役者さん。
彼はパンフレットにも公式にも名前が載ってないので
今までの経歴とかも謎で出番もほんの少しなんだけど、
とても印象に残っているんです。
一見下品なんだけど優しいというよくある役柄かもですが
実感がある巧さというか心に残っています。

それから『預言者』でコルシカ勢力のボスのセザール役だった
ニエル・アレストリュプさんは『真夜中のピアニスト』の
ロマンしゃんのしょうもないオヤジさん役の時も思ったけど
ほっんと巧いんですよ。なんかね、好きですね、このオジさん。
『預言者』でも最後に落ちぶれていく感じが絶妙でしたね。

動けてなんぼな映画
『捜査官X』
これは映画的にはちょこっと珍品で
個人的には金城さんが活躍する前半が好きなのですが
でもね、やっぱりね、ド兄さんは、すげぇ!です。
映画を横に置いておいてアクション場面ということだけで言うと
あの屋根走りは、やっぱカッコイイです。
思えば今年初めは『三国志英傑伝 関羽』でした。
あの映画もつっこみどこ満載でしたが、やはり
ド兄さんのアクションだけは素晴らしかったのでした。
次点:『るろうに剣心』、『ザ・レイド』

残酷で美しい男たち
アーロン・エッカートさん(『ラム・ダイアリー』)
『ラム・ダイアリー』は役柄とはいえジョニデをはじめ
小汚い人たちがわんさか出てくる酒臭いむさくるしい映画なのですが
もうね、アーロンさんがその中でめっちゃ美しいんですよ。
白いスーツ、葉巻、ヨットが似合いすぎちゃって。
監督がサンダーソン役を演じてほしい俳優はアーロンしかいなくて
アーロンは非常に優れた俳優でどこか残酷な美しさがあるって発言してくれていて
もう、思わず頭ガンガンさせながら頷きまくりましたから(笑)
女の捨て方も潔くて美しいんです。荷物ごとほっぽり投げちゃうとことか素敵だ。
役柄的にはクソ野郎なんだけど主役のジョニデもある意味クソ野郎なので
そんなにアーロンさんが悪役な感じじゃないんですよね。
最初の登場場面から目を奪われました。

松田龍平さん(『I'M FLASH!』)
もうね、何度も言ってしまうんだけど
これほど虚無的でひんやりしていて美しい人は
どこを探しても滅多にいないよ!ってくらい
存在感ハンパなかったです。豊田監督が新野風という
殺し屋役を龍平さんにやってほしいと当て書きしただけあって
たぶん、ここ近年の彼の映画史の中でダントツのハマり役だった思います。
ただ歩いているだけで、銃を持つだけで、映画そのものの人。
音楽とともに海に向かって銃を放ち「クソ!」って言った時の
あまりのカッコよさに映画館でもため息でてましたから、マジで。
最初に彼が登場するゴーヤチャンプルー定食を食べながら
仕事の依頼の携帯に出る時の返事のタイミングとかにも
しびれちゃいましたから。もうヤバいですよ、はい(笑)

こうして色々今年を想い出してみると後半は龍平さん押しだなぁ
まぁ、しかたあるまい(笑)
生で観ちゃったんだもん、すごい素敵だったんだもん。
一言では言い表せないくらい存在感ハンパなかったのです。
むしろ彼は存在消したいの?ってくらい声も小さいし無口だし
なんだか照れている感じなのですが、立っているだけで
オーラあるんですよね。色っぽいし日本人離れした手足の長さ
身長も高いのですが、ステージから去る時の猫背で
照れくさそうに歩いて帰るとことか、あの佇まいというか
とにかく魅力的すぎて久々に恋におちました(ドキドキ)

・・というか
ぶっちゃけ毎日恋におちますけどね、色んな方に(気が多くて大変です・爆)

そんな恋多きオバちゃんですがこれからもミーハーでいきます。
映画を観る時のきっかけのひとつに大好きな監督さんや
好みの撮影監督さんや面白そうな題材や、予告編などありますが
結構大好きな演者ということで決めることも多いくらいミーハーです。
そして、雑食です。どこの国のどんなジャンルの映画も食べまくります。
来年もいい映画に出逢えますように。
心に残りいつまでも想い出し、何度も何度も再会したくなるような
大切にしたくなるような美味しい味の時には苦くてもいいけれど
そんな生きた味のする映画に出逢えますように。。


カテゴリー:くいしんぼうシネマ

テーマ:心に残る映画
ジャンル:映画

『ベティ・ブルー』

半券

ポイントがたまって無料で1本観ることができたので
リバイバル上映をしてくれていた大好きな映画
『ベティ・ブルー』に再会してきました。
ゾルグのことをゾーグと昔は言っていた気がしたので
やっぱり字幕とか多少変化しているのかな。
でも、何年たっても色褪せない。
海辺の開けっ放しの部屋。サックスの音色。
ベティが“愛の巣”にランプを投げ入れ火をぶっぱなし
逃げる二人が走る車の中で、ジュテーム、聴こえない
ジュテーム、ジュテームというところの
永遠にも感じるような美しさに涙があふれてくる。
その後の哀しさも残酷さも激しい痛々しさも
なにもかもを包み込んでしまう美しさ。
ベティとゾルグ。二人は生きた。愛した。
そして再びそれを目撃しました。心のまん真ん中で感じました。
この映画に、ありがとう。

カテゴリー:くいしんぼうシネマ

テーマ:映画館で観た映画
ジャンル:映画

『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』

チラシと半券

この映画についての詳細は公式サイトへ。コチラです。

今まで当り前だった映画はフィルムという時代が
デジタルが登場してからフィルムが貴重になってしまったという不思議。
そしてフィルム派かデジタル派かと聞かれると個人的には
フィルムと答えていたアタシがこの映画を観て思ったのが
なぜだか映画とは全然関係ないけれど、要するに
手軽に飲めるそれなりの味のインスタントコーヒーと
コーヒー豆から煎って香りと臨場感と雰囲気をも含めて
ゆっくり淹れたコーヒーの味ということなのではと
なんでも飲食につなげてしまった次第でありました(笑)

デジタルは安く撮影できる、撮ったそばから確認できる。
ラッシュで後悔しなくてもすむ、多少画質は落ちても自由度が増す。
結果、プロじゃなくても誰でも映画が撮れる。劣化しない。

フィルムは高い。一回に撮影できる時間が限られている。
ラッシュで観るまで出来がわからない。劣化する。
映像が美しい。編集の技の醍醐味が学べる。
(フィルムを切ってつなげるというプロの技が生む奇跡など)
撮影も無駄にできなくて集中度がハンパないので
結果的にいい映像が撮れる。色が深い。手作り感。

要するにカップラーメンか、手作りラーメンか
冷凍食品の餃子か、皮から作った手作り餃子か
そういうことなんだと思うんだよね。
どっちがいいとか悪いじゃなくて、インスタントでも
工夫次第ではいくらでも美味しくなるものね。
でも、手作りが特別と思うのは顔が観えるからだよね、作った人の。
そして技術がいる。お湯を入れたらすぐ食べられない。
茹で時間、絶妙な材料の配合や切り方、などなど。

だけど、切ないのは食べる人は、わからない。
どう作っても、美味しいか、不味いだけ。
けど、作った人にはわかる。偽物か本物か。

映画も一緒。フィルムで撮影しても、デジタルで撮影しても
心に残る映画が生まれるか生まれないか、観た人の心に残るか、残らないか。
作った人たちの想いが熱くても、伝わらないこともあるし
そういう意味では、映画作りって儚い仕事だなってしみじみ思う。
だからこそ、焦がれるのかもしれませんね。夢の工場のように。

結局思うのは、デビット・リンチ監督も言っていたように
皆にいい道具を持たせたからと言って
いい映画が生まれるわけじゃない。使う人次第なんだよってこと。

で、個人的には、フィルムもデジタルも共存してほしいです。
結局、デジタルに統一したいのは都合がいいからでしょ?
でも、そのおかげで、新しい機材を買わなきゃいけなくなった
ミニシアターがどんどん閉館に追い込まれてしまった。
それって、映画の未来なの?映画をゴミにしたいの?
デジタルのおかげで低予算で自由に撮れるのはいいことだと思う。
だけど、思う。“デジタルでもフィルム並みの映像が撮れるようになるはず”
って、デジタル派の人たちは必ず言う。ということはさ、逆説的に
フィルムが一番いいって言っているようなもんじゃない?
だったら、両方共存するべきだと思う。
どっちかひとつにするっていうのは何かが違うもの。
デジタルにはデジタルの良さが、フィルムにはフィルムの良さがあるのだもの。

全然関係ないけれど、特に3.11を経験した後だと
アナログの有難さと良さを実感しているんですよね。
電池がなくなったら何も出来なくなる電化製品が多くて
それに慣れていたけれど、ネジを回して針が動く時計の凄さとか
そういうの感じてしまうんですよ。だから、劣化するけれど
皮肉にもフィルムの方が基本に忠実に保存しておけば
100年後でも観ることが出来るんですよね。
だけどデジタルだと、急に動かなくなったり
再生する機械がないと動かなくなったりして観れないというね。
アナログをバカにしちゃいかん思うわけです。
新しいものや便利なものも必要だし大好きだけどね。
例えば古い映画をデジタルなんとかで上映してもらうと
やっぱ観に行くしね。だから、共存してほしいなって、しみじみ思うです。

この映画の・・・

満足度:55%
食べ残し度:映画館主や観客にもインタビューしてほしかったな。
おかわり度:キアヌの映画愛が素敵だ。真面目だ。
      まぁ仕事だから当り前とはいえ、ただのインタビュアじゃなくて
      ガッツリ勉強しているのがわかるので好感です。
      子供にあの映画の場面はどんなだったの?って聞かれて
      その場面について説明している時、優しいなって思った。
      髭ありのボサボサのキアヌもカッコイイね。

カテゴリー:くいしんぼうシネマ

テーマ:映画館で観た映画
ジャンル:映画

Innocent when you dream





クリスマスになると想い出す映画『スモーク
ホロ苦くて、汚れていて、優しくて、嘘つきで、イノセントだね。。








カテゴリー:日々の想いや出来事+空への手紙

テーマ:ひとりごとのようなもの
ジャンル:日記

Author.ガオ
cmaukie home
 【好き】
 映画 演劇 SYCYCD 
 サッカー 音楽 写真 散歩 本
 バニラアイス シュウマイ
 レモンケーキ 春巻 豆大福
 五目焼きそば タマゴサンド
 熱燗 電気ブラン ジンジャエール
 夕陽 冬の海 路地 ガリガリくん
 ニャンコの寝息 ワンコの笑顔
 鳥が斜めに飛ぶ姿
 カトルカールが焼きあがる香り

★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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東北地方太平洋沖地震の支援に際してご注意ください 1
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