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date :2008年12月

一生のうちで一度かもしれないダブルDJショー

或る日の夜。アタシはノイズの中の音世界と
渋い声の男たちの話に耳を傾け漂っていた。
最近めっきりラジオを聴かなくなったのは簡単な理由。
ここは、なぜだかラジオの電波がちゃんと入らない。
それとも昔からラジオはこんなもんだったろうか。
ううん、昔は、AMだとカットされてしまう音楽が
FMではノーカットでかけてくれるので、
よく聴いていたし、時には録音したものだったし
以前暮らしていた場所では、もっと聴いていた。
でも、今回ノイズだらけでも頑張って聴いたのは
永瀬正敏さんと操上和美さんのダブルDJショーという
美味しそうな放送があったから。
そして、心配です、という永瀬さんの言葉とは裏腹に
めちゃ美味しい放送だったのです。

2009年3月に公開される
ゼラチンシルバーLOVE』という映画で初監督という
操上監督は、写真家としてはショーン・コネリーさんや
キース・リチャーズさん、ピーター・フォンダさんなど
各界の著名人たちを撮り続け40年間
第一線で活躍している方らしいのです。そんな操上さんは、
どんなお声をしているのだろうとワクワク。
ほら、永瀬さんの声が素敵なのは、当たり前なのですけんど(きゃ)
で、操上さんが「僕の声はくぐもっているから自信がない」
と、おっしゃっていたけれど渋いお二人の声と話は、
ほんとに素敵で彼らが選んでくれた音楽がすっごくカッコイイ!

さて、「ヤバイですね、このシュチュエーションは。
一生のうち一度でしょうね。目を見詰め合ってしまうので
サングラスしました(笑)」という永瀬さん。

そして、起きたらまず、その日の空を見てラジオをつける。
という操上監督が最初に選んでくれた曲は
ボブ・ディランの「ワン・モア・カップ・オブ・コーヒー」

永瀬さんがラジオを聴く時は車の中だそうです。
独りの世界に浸れるから。新しい音と出逢えるから。
操上さんもテレビは止まってないとダメだけれど
ラジオは移動できていい。知らない曲が聴けていい。

というか、永瀬さんが
「自分達の仕事は呼んでもらって初めて動けるんですけれども
 ボクの存在は知ってらっしゃいました?」って
あのぉ、知っていると思いますよ!と思わずラジオにむかって
つっこんだガオです(笑)

操上さんも、
「いや、知っているもなにも『ミステリートレイン』という映画の中で
イナセでカッコイイ。日本的な顔をしているんだけれど
存在感があって足が長くてスリムで。
で、遊びに行く夜のクラブで、時々見かけて
おっ、いるって思って遠くから眺めていた」・・って。
そうか眺めていたのかぁ(笑)

そんな永瀬さんが選んでくれたは、
『ラストタンゴ・イン・パリ』のジャズバージョン
もぉぉ、これがっ!めっちゃカッコイイのです!!
操上さんが、この映画のマーロン・ブランドの退廃と色気を語ってくれ
永瀬さんは、愛の映画で切なくてと語ってくれて嬉しかった。
アタシはこの映画がたまらなく大好きで
マーロン・ブランドさんが逝ってしまった時も
ラストタンゴ・イン・パリをもう一度」と空への手紙を書いて切望していて
でも、この映画のことを好きと言うと、必ずエロじじぃの映画でしょって
言われて(苦笑)すんごく悔しい思いをしていたので
永瀬さんが、この映画を愛の映画と言ってくれて
なんか、嬉しかったんだわ。あぁ、ポールとジャンヌにもう一度逢いたい。

とにかく、お二人も語っていたのだけれど、ほんとに
いい映画には必ずいい音楽がついている。
映画がいいから音楽がよく聴こえるのではなくて
ふたつはくっついているもの。だから音楽がかかると
その映画の場面が思い浮かぶんですよね。

カテゴリー:くいしんぼうシネマ

テーマ:好きな俳優
ジャンル:映画

月曜日は嫌いと思えること。

月曜日、シネマライズに『ファニーゲームU.S.A』を観にいった後
渋谷に出たついでに『ゼラチンシルバーLOVE』の
前売りチケットを買おうと思い、銀座と新宿と恵比寿の
上映館で売っているはずなので、渋谷から一番近い
恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館に行くことにした。
写真美術館での上映というのも、『ゼラチンシルバーLOVE』って感じです。
恵比寿ガーデンプレイスの夕暮れ1
すでに夕暮れ。写真美術館の営業時間ギリギリにたどり着く。
間に合ったと喜んだのもつかの間、月曜日は休館日だった。
誰もいない東京都写真美術館
ガランとしている写真美術館をボンヤリと眺めてしまった。
月曜日は昔から嫌いだ。なんだかいつもついてない。
ちゃんと調べてくればよかったのに
そんなこと気にせず来てしまった。
恵比寿ガーデンプレイスの夕暮れ2
そういえば、ネットや携帯がない時は、こんなことが多かった気がする。
恵比寿ガーデンプレイスの夕暮れ3
今は事前にネットで調べたり、携帯でメールをやりとりして
約束をガッツリしてしまうことが多い。
恵比寿ガーデンプレイスの夕暮れ4
確かに便利だけれど、でも、何かを事前に調べる環境が
今より少なかった頃、電話だって携帯じゃなくて
相手が家にいなければつながることが無理だった頃、
もっと色んなことに渇望して貪欲だった気がする。
そして、もっと色んなことが、深かった気がする。
恵比寿ガーデンプレイスの夕暮れ5
約束を信じて待ち続けたり、すっぽかしてしまって
傷つけてしまったり、何かあったのかと
深く考えたり、叶わなかったことも
甘い心も苦い心も、頑張って自分なりに噛み砕いて
呑みこんでみたり、吐き出してみたり・・
そんなことを思っていたら、
月曜日は嫌いだと、夕暮れを遠く見つめることも
そんなに悪くないと思った。

お腹が空いた。連れがご馳走してくれた。
「つばめグリル」は、どこにでもある。
昔、ある人に二子玉川にある「つばめグリル」に
何度も連れて行ってもらった記憶があって
何か不機嫌なことがあると
「つばめグリル」という体質になっていたことを
思い出したのだった(謎笑)

そして、この日は連れと恵比寿の「つばめグリル」
「つばめグリル」のシーザーサラダと赤ワイン
シーザーサラダをつまみ、赤ワインを飲み

「つばめグリル」のジャーマンステーキ
シンプルだけれど、美味しいハンバーグ。

「つばめグリル」の洋梨の赤ワイン煮バニラアイスクリーム添え
洋梨の赤ワイン煮がやけに美味しかった。

「つばめグリル」の苺のコンポートとパウンドケーキ
連れは苺のコンポートとパウンドケーキ。

隣のテーブルに座った方々の会話が聞こえる。
失礼かもと思いつつ、気になってチラリと見てみると
お洒落をしてきた老婦人と、その息子さんくらいの中年紳士。
なんとなく、小津監督の『東京物語』を思ってしまった。
または、「池中玄太80キロ」の時のヒデのお母さんが上京してきた回とか。
勝手に見知らぬ人のドラマを頭の中で作ってしまった(笑)
お二人は、あの後、温かい時間だったのだろうか。
それとも切ない時間だったのだろうか。
言葉を交わすことがない知らない人たちが同じ時を生きている。
月曜日が少しだけ好きになった気がした。

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ということで、『ファニーゲームU.S.A』なのです。

昨日は、『ファニーゲームU.S.A』を観に行ったんですけれども・・
『ファニーゲームU.S.A』
ほんとに、ミヒャエル・ハネケ監督という人はとんでもないっす(笑)
アタシは、彼の映画を観るたびに必ずと言っていいほど思うのは
もう二度と観たくない。でも、彼の映画を1本も観ないで
映画が好きなんて言っている人の言葉なんか
一欠けらも信じたくないと思う、と。
くいしんぼうシネマso be itシネマのお値段
『ファニーゲームU.S.A』アップしました。

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テーマ:映画館で観た映画
ジャンル:映画

そういえば、『地球が静止する日』を観ていたのだった。

昨日は、ミヒャエル・ハネケ監督がティム・ロスさまを
どうお料理してしまったのか目撃してきてしまったり(謎笑)
体力的にも金銭的にも滅多に都内に出ないので、
渋谷に出たついでに恵比寿に行き東京都写真美術館で
『ゼラチンシルバーLOVE』の特別鑑賞前売り券を
買っておこう思いつき長い歩く歩道を必死にスタコラ歩いて行ったらば、
辿りつくと月曜日は東京都写真美術館がお休みであったという
典型的なドジをふんでしまったり(泣) 
その映画についても語ってくれていた先日の素敵な話と
大好きな映画音楽満載のダブルDJショーのこととか、
メモっておいて呟きたいことは山ほどあるのだけれど、
とりあえず、すでに22日の日に観てきている『地球が静止する日』を
くいしんぼうシネマso be itシネマのお値段にアップしました。
というか、キアヌしゃまはですね、もぉ・・・アタシとしては
もういちど、『マイ・プライベート・アイダホ』やら、
『ハート・ブルー』やら、『リトル・ブッタ』の頃に
タイムスリップしてほしかったり・・・(苦笑)
そんな風に思ってしまうのは、旧すぎなのでしょうか・・・(笑)

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やはりラストは『死刑台のエレベーター』

やっぱり、そうきたか。
絶対、どこかで、あの映画音楽をいれてくれると思ったら
ラストでした。だって、『死刑台のエレベーター』の
ラストの写真が現像される場面とか、冒頭のジャンヌ・モローさんの
アンニュイな感じとか。街を彷徨う感じとか。
マイルス・デイヴィスの音世界・・かっこよすぎでしょ・・って
いったい何を呟いているかといえば、うふ、
雑音だらけでも頑張って聴いたんですよ、
永瀬さんと操上監督のダブルDJショーなるものを。
で、面白かったんで色々メモりたいんだけんど、とにかく、お二人の
音楽とか物事への姿勢とかめっちゃ好みです!!!
けど、永瀬さんってば来年のパワーを
ここで、使い果たさないでくださいよー(謎笑)
というか、とりあえず、今日は少し寝よう。
またあとでゆっくり語る。おやすみなさい・・・(笑)

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Author.ガオ
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 熱燗 電気ブラン ジンジャエール
 夕陽 冬の海 路地 ガリガリくん
 ニャンコの寝息 ワンコの笑顔
 鳥が斜めに飛ぶ姿
 カトルカールが焼きあがる香り

★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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