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date :2007年02月

生協の白石さん

著者:白石昌則
   東京農工大学の学生の皆さん
発行所:講談社

なんだか、HPなんかを始めてしまって
一応掲示板なんかをおいてしまうと
アタシのような変なとこに気難しくて
心の狭い人間で、おまけに
優しくされると雲にも昇っちゃうほど
感情移入しちゃうほど感激屋さんという単純さなので(笑)
そうされると、ただただ「ありがとう」しか
ボキャブラリーがなく脳内カラッポなので
本当に管理人には向いてないなと、
つくづく思ってしまう。
だからといって、掲示板を外してしまうのは
なんだか、寂しい気もするので
細々と続けさせてもらっているけれども
この「生協の白石さん」を読んでいると
彼のような臨機応変のきく頭の回転がアタシにも
ほんの少しでもあればなぁと、憧れてしまいます。

本当に、生協の白石さんは頭がいい人。
センスがいいし、そして本当に頭がいいから
それらを自慢することなんか決してしない。
大学の生協にあるお客様カードに寄せられるものは様々。
本当にお店に対しての要望や改善してほしいところなどを
真面目に書く人もいるだろうけれども
たいていイタズラも多い。でも、
どんなアホらしい質問や要望にも
ユーモアを交え、読み物としても
一級品の返事を書いてくれるのが担当の一人である白石さん。
ただのお客様カードなのに、読んでいると
思わず、クスっと笑ってしまったり
なるほどぉ~と、感心してしまったり
中には、思わずホロっとくるものもあったり。
そして本の節目節目に
白石さんの本音の告白文のようなものもあり
それを読んでいると、彼の心根の良さを感じられます。
上手く言い表せないけれども、なんとなく
季節でいうと「春」のような人だなぁって感じました。

それにしても、ウチの近所の某スーパーにも
白石さんのような人がいてほしいもんです。
マジ、感じ悪いんです、ウチの近所のスーパーの店員たち。
そして、一応お客様カードもあるのですが
全然目立たないところにあって、
しかも、レジの人を名指しで褒めているお客様の声ってのを
わざわざ貼ってあって、それにアリガトウゴザイマスなんて
返答してあるのだけれど、どうも怪しい。
だって、あんなに感じの悪いレジの方を
いったいどこの誰が褒めるのでしょう?(笑)
しかも、わざわざ目立たないところにあるお客様カードに
褒めるためだけに書くかな?(笑)

まぁ、100歩譲って、稀に、そう思って書いた人がいたとしても
遠慮して貼らないと思う。どちらかというと
苦情の声に対して答えているのを貼るのが
感覚的にも普通だと思うのですけれども
なんだか、やらせの匂い。レジの人、自分で書いてたりして(笑)
アタシは、あのレジの方に一度もいい印象ないです。
できるだけそこには並ばないようにしますもん。
というか、そこで働いている人、みんな酷いです。
品だしの人なんか、客が商品さがしていてもどきもせず
目が合っても、めんどくさそうに睨むだけなんだよ。
なんだよ、おい。おまけにテメェの話に夢中でさ。客は無視。

なのに、買い物はいつもそこです(汗)
なぜなら、安いから(悲)
あう、そんなわけで、評判悪いところなのに
客だけは仰山いるのよね、いつも(笑)

そこで白石さんお願いです。このスーパーの方たちの
客への態度を一から教育しなおしてやってください!!
気持ちよく買い物したいです。ほんと。
助けて、白石さん(笑)

・・って、本の感想と全然関係ない愚痴ばかりのアタシ(笑)

 

カテゴリー:読書感雑記

ドクターヘリオットの猫物語

著者:ジェイムズ・ヘリオット
訳者:大熊栄
発行所:集英社


これもとある方のご好意で読むことが出来ました(ありがとぉぉ)

この本をめくると、小さな猫の足跡があって
「一歩一歩辿っていけば行く先々で
 いろんな猫にめぐり合えるでしょう」
と、記されているように
獣医師のヘリオット先生が出会った
様々な猫たちのお話と出逢うことができます。

どのニャンコの話も印象的だけれど
とりわけアタシは社交家の猫のオスカー
最初は瀕死の状態でどこのニャンコかも
わからないけれど先生たちがようやく元気にし
家族の一員になった矢先、本当の家族が現れて・・
その時の別れの心境はなんとも切ないのだけれど
その後、様子を観に元の家族の所へ行くとオスカーは
どこかに行っていた。どうもヨガ教室に行っていたらしいと言う(笑)
実はオスカーは社交好き。人が集まるところが大好き。
ダーツ選手権にまで顔を出していた社交好きなオスカー。
そして、久しぶりにヘレンさんの顔を観たオスカーは
一目散にお膝の上にのりゴロゴロ。
「憶えていたのね」と嬉しそうなヘンリーさんの声が
今にも聞こえてきそうな瞬間です。

他にもお菓子屋さんの猫の話や
猫施設の話、紳士とエミリーという猫の話などなど。
それから灯心草の中で見つかって、衰弱していた子猫の話
なんと、昔ながらの応急処置的なやり方で
オーブンで温めて治療するという場面に
ちょっとビックリしたけれども、どうなんだろう?
変にマネしたら恐いよね。そういえば昔
シャンプーした猫を電子レンジで乾かそうとして
猫が死んでしまった事件があったと思うのだけれど
そういうことを思うと、本当なんだろうか?
だって危ないよね・・??、と、読みながら、そこが
すんごく疑問でした。とりあえず本には、その後
回復したとあります。そして、そこの豚さんが子猫にお乳をあげて
子豚と一緒に育てたらしく、モーゼスという名をつけたその猫は
大きくなっても豚小屋で一休み。
その模様を描いた挿絵がなんとも素敵なんです。

それから死の淵から何度も蘇った猫フリスクと
癌の宣告をされていた老人フォーセットさんの話も切なくて微笑ましい。
自分の最期をしったフォーセットさんは
フリスクの里親さんを見つけ、寂しく1人。
布団をさすりながら、「あいつがここにいてくれたら・・」といい
「フリスク、フリスク・・」と最期の言葉を言って
死んでしまったフォーセットさん。
フリスクもきっとフォーセットさんを忘れないと思うな。うん。

そして、最後の話はクリスマスの猫の話。
ちょっと出来すぎかもしれないけれども、なんだかホロリと泣かせる。
この章を読んでいたら昨年から姿を消してしまった
道で毎日出会っていたニャンコを思い出して、
この本のデビーという猫と、いつも見かけていた
名もなきニャンコの姿がかさなってしまって・・(涙)

そしてやっぱりオリーとジニーの話。
奥さんのヘレンさんにはゴロゴロと近くまできてくれるのに
ヘリオット先生の姿を観ると一目散に逃げる2匹。
その時の悔しくも悲しそうな先生の顔が今にも浮びそうです(笑)
どうもオリーとジニーたちにとっては、先生は
自分たちを捕まえる恐い人というイメージがガッツリついてしまっているらしい。
でも、先生にしてみれば、捕まえて病気や毛玉の処理など
さまざまな治療をしてあげているだけで
なんの悪気もないのだけれどね(笑)
そのうち、哀しいことにオリーが突然逝ってしまう。
残されたジニーは警戒心が募るばかり。それでも諦めなかった先生は
ついにジニーのゴロゴロを勝ち取るのです。
その時の描写はなんだか読んでいてムツゴロウさんの
仕草を思い出すような状態でした(笑)

しかし、これはいつの時代の話なんだろう。
今は亡きヘリオット先生は、これを書いた時も
そうとうの歳だったかもしれないので、自分の若き日のことを
書いたんじゃないかなと思うと
きっとまだ、獣医師が意識が低かった頃の話で
たぶん治療法とかもそんなになかった頃かもしれない。
だからこそ、ヘリオット先生のような
動物のお医者さんは貴重だったかも。
本の中に登場する猫たちの絵がとっても魅力的。
そして、この本が数々あるヘリオット先生の本の遺作でした。

カテゴリー:読書感雑記

Author.ガオ
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★飲喰雑記2012.4.9まではコチラ

 

私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
映画三部作。
1作目「我が人生最悪の時」
モノクロ。哀しき友情。
日活映画の香り。
この玩具は閉まっておきなよって
ヤンのお腹をポンと叩くマイクの手が
人柄を表していて好きだなぁ。

2作目「遥かな時代の階段を」
ちょっと「エデンの東」のような
マイクの世界。

3作目「罠」
マイクとミッキー。
明と暗。太陽と月。これまた哀し。
不器用なマイクが恋する姿も良し。

「私立探偵 濱マイク」テレビドラマ版
テレビドラマ版濱マイク。
全話フィルム撮りで全話違う監督だから
キャラは一貫しているものの
各回の個性が強くある。
ドラマというより短編映画のよう。
毎回流れるオープニングの
「くちばしにチェリー」
(EGO-WRAPPIN')や、
YOUさんの予告などかつての
日テレドラマの傷天や探偵物語などを
彷彿させ毎週楽しみでした。

第1話「31→1の寓話」
緒方明監督作。
ちょっとマイクの服が
気合い入りすぎていて違和感(笑)
なかなか凝った話で面白い。
マニュアル通りに生きる哀しさ。
戦っている香川さん切ない。 野毛に
金ちゃんのお墓探しに行こう(謎笑)

第2話「歌姫」
前田良輔監督作。
横浜下町色全開で
このドラマの回のロケ嬉し。
磯村屋とかに焼きソバ
食べに行っちゃったもん(笑)
あの狭い路地も探しちゃった。

第3話「どこまでも遠くへ」
萩生田宏治監督作。
自分が生きている意味。
「ちゃんともっているよ」と
ハートをポンっとたたくマイクが優しい。
あきらかにメリーさんだよねという役柄で
岸田今日子さんが黄金町駅近の橋で
登場してくれるのが嬉しかった。

第4話「サクラサクヒ」
行定勲監督作。
この回が一番映画の濱マイクを
彷彿させる。話の軸になるのは
丈治とメイホアなんだけど
坂道の階段みたいなとこで
寝ころんで待っているマイクとか
横浜港の税関で情報を聞くとことか
二人組の刑事とのやりとりとか
あぁ、これがマイクだ~って感じです。
行定監督は映画版の時に助監督でした。
マイクとは縁が深いです。

第5話「花」
須永秀明監督作。
偽物マイクが出てきたり大阪に行ったり
マイクが黄金劇場でバイトしたり(笑)
ゴタゴタしている中でリストラ問題
独りぼっちの子供・・(泣)
子供の時の思い出がないから
子供にどう接していいのか
わからないというマイクに共感。
そういえば星野君・・・・いた?(謎)

第6話「名前のない森」
青山真治監督作。
ちょっと異色なマイクの世界感
いい意味でぶっ壊してくれていて
斬新で面白い。そうして、
「濱マイク」が「濱マイク」で
いたくなくなるというのは、実は
映画版の頃から伏線として
静かにあると思います。

第7話「私生活」
岩松了監督作。
岩松さんって器用な方なんだなぁ。
役者さんとしても劇作家としても
監督としてもなんでもこなしてしまう。
この回は野毛のパチンコ交換所で
マイクに情報をくれる謎の女サキが中心。
でも相変わらず謎の女です(笑)
赤いワンピースが華やかな
「誰も得はしないわ」というラストが好き。

第8話「時よとまれ、君は美しい」
石井聰亙監督作。
古風だけれど名作。
石井ワールドのロックな世界観。
自白剤の伏線。
意識が朦朧としている中での
声にならないくらいの
マイクの告白。 美しくて
哀しいラストに思わず涙・・。

第9話
「ミスター・ニッポン21世紀の男」
中島哲也監督作。
ぶっ飛んでます。アホです(笑)
中島ワールド全開です。
マイクとタダシの友情にもホロリ。
鑑別所で「立てよ、タダシ」と
言った時のマイクと同じように
都橋商店街でのラストでも
「立てよ、タダシ」といったマイク。
どんなに時が流れていても
ハートは一筋。 どこまでも
友達を見捨てないのだ。

第10話「1分間700円」
竹内スグル監督作。
クールです。この回のマイクは
ファッションのせいかな、どこか
『トゥルーロマンス』の時の
スレーター演じるクラレンスみたいで
やんちゃでカッコイイ雰囲気なのよねぇ。
しかし、ほんとに殺し屋の浅野さんが
ハマりすぎです。赦される意味を迷い
命を粗末にする独りの人間を
なんとかしてすくいたいと思う
命が消えそうな人間とのやりとりは
切ない感じです。ラストもクール。

第11話「女と男、男と女」
アレックス・コックス監督作。
マカロニウエスタンですよ、横浜で(笑)
おまけにミルクのエピソードまで。
色々盛り沢山なのに最後には
カラスでまとめちゃう
アレックス・コックス監督ステキです。
ってか、もう航海していない船で
どこへ行く?田口トモロヲさん(笑)

第12話 「ビターズエンド」
利重剛監督作。
最終回らしい最終回。
レギュラーメンバーが全員で
横浜鑑別所の歌を合唱する場面が
なんだか、すごく好きだった。
Bを演じたSIONさんは最高だった。
マイクを演じた永瀬さんの
どんな時も本気の思いが
ドカンと伝わってくる
迫真の演技に胸打たれる。
ラストに流れる「通報されても」
マイクのモノローグ。涙、涙。
利重監督の世界は温度があるね。




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